高校時代に植えたあの芝が…. はじまり篇

今からかれこれ15年ほど前の話だ。
高校の卒業式を終えたわたしは、
気の知れた友人たちと馬鹿騒ぎをしながら
いつもの見慣れた帰路をゆっくりと歩いていた。
今思えば「あれ」はただの偶然ではないように思える。
いつもの道の、いつもの空き地。
いつもの友人たちとの帰り道だったが、
一つだけ違ったのは、
卒業式後の妙なハイテンションのせいか、
色々なものへ興味が向いていた点だった。
私は道路脇の空き地に青々と生い茂る芝生の一部を
なぜかおもむろに拾い上げ、
そのまま自転車のカゴへ放り込んだのだ。
つづく…。

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