ドバトの犠牲者リターンズ(1)マジかよ??

次話: ドバトの犠牲者リターンズ(2)実験台

 今年の夏の台風以降、しばらくベランダから姿を消していたドバト、しかしながら秋に入ってまたベランダに出入りするようになった。

 秋ということで、春に次ぐ発情期、朝っぱらから♂ハトの鳴く声がうるさい。おまけに秋から始めたベランダ園芸の作物も荒らしていくというとんでもない奴らだ。

 とにかく、作物だけでも守らねばと、近所の100均で、霜よけのビニールと支柱を購入し、プランターをプチ園芸用ハウスみたいにしてみた。効果はあったようで、鳩はベランダの隅の定位置(観葉植物のプランター)から動かなくなっていた。

 以前と違う所は夜間停泊がなかったところ。これなら卵を産むこともないだろうと思い、そのプチ園芸用ハウスのビニールをめくりながら水をやっていた。

 珍しく、もうすぐ日暮れという時に鳩がいた。その時は大して気にもかけず、植物に水をやる名目でそのハトに水をかけ続けた。なかなかその場を離れようとしない。♀ハトにはよくある話だ。

 が、そこで脳裏に深く刻まれている、白くて楕円形の球体が目に入ってしまった。

 とうとう産卵しやがった。

 まだ1個しかなかったので、翌日の夕方にはもう1個産んでいるだろう。

 平穏な日々は実質1~2か月程度しかなかった。こんなに早く第2弾を書くことになろうとは・・・・・。何度も居座ってはベランダの衛生環境を悪化させ、はたまた鳥害で農業被害まで及ぼすクソドバトに何の慈悲の感情も湧かなかった。すなわち害鳥だ。ならばその駆除に向けてあらゆる方法を研究したいと思った。

 まず、卵をプランターの下に落とし、それを守っていた♀ハトをつかんで放鳥しようとした。

 この時ハプニングがあり、部屋の窓を開けていたため、♀ハトは室内に入り込み、抵抗を続けた。


(焦って撮ったのでブレが激しいw)

 なんとか追い出した。さすがに懲りたのか、翌朝はハトはおらず、夕方、仕事帰りでベランダを見てもハトはいなかった。2個目の卵も産んでいない。

著者のShishido Nobuakittyさんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

ドバトの犠牲者リターンズ(2)実験台

著者のShishido Nobuakittyさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。