我が子を抱くまで14年。 -最後に-

前話: 我が子を抱くまで14年。 ‐⑨‐

今現在、そして思うこと。



2015年10月現在、私は38歳 息子は元気に1歳2ヶ月です。
早産児なので成長も発達も遅く、身長は70cm弱 体重は10kg弱(体重は標準です)、やっと歩き出すかな?といったところです。


改めて振り返っても私の人生において妊娠・出産は本当に大きな壁でした。
最初に妊娠した23歳から出産する37歳まで実に14年という月日が経ってしまったんです。
こんな言い方は良くないかもしれないけど、「妊娠に向いてない体」だったんだと思います。


辛いこと、痛いこと、悲しいこと、不安なこと、焦ることとかたくさんたくさんあって、いっぱい泣いて悩んだけど、でも頑張って良かった。

可愛い息子に逢えたし、夫が息子に向ける笑顔を見ていると本当に頑張って良かったと思えるのです。



そしてネットが普及している時代で良かったとも思います。

後期流産後は自分と同じような人はいないかと探し回りました。
同じような人を見つけては自分だけじゃないんだと安心し、そして勉強になることもたくさんありました。

入院中も時間を潰してくれたのはスマホ(ネット)でした。
やはり同じような切迫妊婦さんのブログを探しては読み、また交流を持ち励まし励まされ頑張れたのです。


ここにもこんな長い話を書こうか迷いましたが、少しでも何かのお役に立てることがあるかもしれないと思い書かせて頂きました。
読みにくく長い文章を最後まで読んで下さった方々、どうもありがとうございました。

著者の古里 理沙さんに人生相談を申込む

著者の古里 理沙さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。