料理が出来ない30代女性が男の胃袋をつかんで半年で婚活を終えた奇跡のような話。(誰でも再現性ありますっ。)
料理が出来なくても男の胃袋をつかむ魔法
婚活を始めた女性から
という報告をしばしばいただく。すごく、気持ちはわかる。
と問題意識を持っているのだ。
しかし、私は言いたいことがある。
ということである。
お料理教室に行く時間があったら、出会いの一つでもつかみに行って欲しい。インターネットで検索すれば、毎日お見合いパーティはやっている。ちゃんと出会えるところに身を置く。この環境を作り続けていくことが、結婚への王道だ。
かつて私の結婚相談所に全く料理の出来ない30代前半の女性がいた。彼女は、出会いの機会を逃さず、淡々とお見合いとお見合いパーティを続けて半年で運命の相手と出会い、婚活を終えた。
そんな彼女が結婚の挨拶に来た時、すごい話を教えてくれた。
それは、料理なんて出来なくても胃袋で男心をつかめる方法だった。
比較的若い30代前半までの世代は、バブルを知らないせいか、割り勘があたりまえだと思っている人が多い。アラフォーになるとこうはいかない。割り勘か割り勘じゃないかについては、明らかにジェネレーションギャップはある。
サンドイッチ作ったらいいじゃなーいって思いついたんですよねっ。ツナでしょ、きゅうりでしょ、レタスでしょ、ハムでしょ。チーズでしょ。たまごだってぐちゃぐちゃ潰せばいいし。なんとかなるわって。
しかし、彼女はここでため息をついた。
しかし、当日の朝にこれって大ピンチ!
『おにぎり作れるんじゃね?』と。
彼女は、コンビニへダッシュをして、海苔の佃煮、梅干し、味付け昆布、海老天、そして唐揚げを買った。
おにぎりを素早く完成させ、買ってきた唐揚げをセットして立派なお弁当を完成させたという。
むむっ。ぬかりがない。この方法は料理が出来ない女性たちにも再現性がありそうだ。それに、まだまだ彼女はおにぎりで満足させる秘策を持っているかもしれない。
やっぱり予感的中!!
男性って、食事の用意や後片付けなど細かいことに気が付かないことが多い。そこをうまく利用して、女性ならではの細やかさをPRしたということね。むむっ、油断ならないわっ。
しかし、この料理のできない女が男性の胃袋をつかむ方法は圧巻だ!!!
これは人によってやり方を変えていいかもしれない。
基礎からやらないと気がすまない人は基礎からやればいい。でも、いきなり彼が好きなものをストライクに作ってあげたいならば、彼女のやり方のほうが近道だろう。
ここで大事なことは、お料理教室に行くタイミングだ。婚活中ではなくて、交際が始まった段階、もしくはプロポーズ段階でも大丈夫。通常、半年から1年ぐらいの猶予があるから、その間になんとかしておけばいいのだ。
このタイミングでお料理を学ぶというのはいい。
本当に素晴らしい婚活ノウハウだわ。大絶賛!
その夜、彼女に感化された私は、夫が帰宅したらすぐに玄関にドタドタと走っていった。
カバンを置いて、台所に向かい、晩御飯を作る夫。
早くも作戦は失敗。
さらにもうひとつ言うならば、我が家には炊飯器がない。土鍋でご飯をたくのだ。案の定水加減を失敗して、その日のお昼は家でおかゆとなったとさ。とほほ。
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