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15/11/25

バリバリ働いて結婚する女と結婚しない女のちがい 後半

Image by Olia Gozha

その可哀想なエリート公務員は、次のお見合いで結婚が決まった。

読者の心の声「襟を綺麗にしたら結婚が決まるって言いたいんでしょ」


って思われたかもしれない。実は、彼には襟の話が出来なかった。父子家庭でお父様のサポートもしながら激務をこなしている彼に、不潔だという勇気が当時なかったからだ。


じゃ、どうやって決まったのか?次に紹介をしたバリキャリ女性が謎を解く鍵を持っている。

彼女は40代前半で、やはり大手企業の管理職。年収は800万円だった。見た目は、勝間和代さんみたいないかにもキャリアウーマン的な風貌だった。


お見合い後、彼女のほうから報告のメールが来た。

将来の奥様「とてもよい人をご紹介をしてくださり、ありがとうございます。知的で尊敬できる人柄だと感じましたので、これからもお付き合いを続けさせていただけたらと思います。」


おおーーー!!!めっちゃくちゃいいお返事だ。

しかし、このつぎにドラマが起こった。

「実は、少し気になることがありました。彼のシャツの首元がかなり黒ずんで汚れておりました。それに、少し洗濯物を部屋干ししたのか、臭いもありました。私は鼻がいいので、そういう臭いを感じ取ってしまいます。」

こ、この人まで襟の話を!!

女性って首元をそんなに見ているのか!!!

とびっくりしながらも、続きを読む。

「ですから、もし結婚することがありましたら、しっかりと首元の汚れをとってあげて、臭わないように洗濯物もしてあげたいなと思いました。」



なーるほど!!!!!!!!

この二人の違いで、結婚が決まるバリキャリ女性と、決まらないバリキャリ女性の大きな違いがわかった。


確かにふたりとも襟元の汚れに気がついている。普段から人をちゃんとチェックしながら仕事をこなしているからだろう。


前者の女性は、汚れに対して嫌がった。つまり、状況に対して「反応」をしている。

「相手が悪いから、私が嫌な気持ちになる」

と言いたいのだ。


ところが、後者の女性は汚れに気がついたが、嫌がったのではなく、「対応」した。

「この人の襟に対して、自分ができることはなんだろうか」


と相手の問題の存在を受け入れた上で、方法を考えている。

つまり、「相手が問題から開放されるために自分ができることはなにか」と考えている。


どちらも頭がいいから気がつく。けれども行動の選択が違う。

前者は相手が自分の思うレベルになければ不満で、後者はありのままの相手を受け入れた上で自分がやるべきことを考えている。


バリキャリとなると、前者の反応をすれば、

「こいつは自分が偉いと思っているから上から目線なんだ」


と男性に受け取られかねないのだ。


多くを求めてきそうな女性を男性は嫌がる。男性は安らぎたいと考えている。不満ばかり思われたり言われたらいつまでもしんどい。しかも年収が高い女性に言われると、なんとなく反論しにくくなる。だからこの女性は嫌だなとなる。


本当は、問題を指摘してくれる人がパートナーのほうが人間の成長につながるからいいのになぁ。頭ではわかっていても、男性はやっぱり自分を尊敬して文句も言わず受け入れてくれる女性を望むんだよなぁ。そしてこっそり対応策を練ってくれる女がいいんだろうなぁ。


本当はバリキャリは全員対応策を練れるはずなのだ。だって仕事でやっているから。仕事でやっていることを男性にするだけで婚活の結果は変わる!!


バリキャリ女性「この人(職場の人)いま困ってそう。サポートに行かなきゃ」


って仕事をしているはずだから。ちゃんと対応が普段できている。こういう対応が出来ると職場でも愛されるのと同様、婚活でも愛されるので、是非トライしてほしいと心から願っている。



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