38歳で童貞を卒業し、勘違い度が増した夫について弁護士に相談してみた
福祉課の飛永さんから紹介された、弁護士さんと会う事になりました。
弁護士さんは、妊婦という事もあり自宅まで来て下さいました。
弁護士さんは、
「銀行の残高を0にして、荷物も思い出しそうな物だけ置いて全部持って出たら良い」
そして、生活費さえ入れず、女の子の所かどっかで遊んでいる夫に対しては、
「婚姻費用の分担を請求すれば良いから」
との事でした。
私は・・・何の為にこんなド田舎に来たのだろう…
彼の母親は、
「全部捨ててこっちに来たら良いから!」
「布団から何から全部買うから!」
って言ってたのに、
この地に着いてすぐに、彼も産まれて初めて見る布団の日干しを見せられて、せんべい布団を渡されました
家にある物を持って行けば良いと、壊れかけの物凄く汚い電子レンジを動かしてみて、
義母「動いたわ〜コレ使い」
彼「お〜ええやん」
…え?捨てる直前の物を渡す?
しかも、何にも考えず受け取る?
勿論、お断り致しましたが…
日を改めて、福祉課の飛永さんに一応弁護士さんから言われたことを報告しました。
すると、勝ち誇ったように
「ほらね?私が言ってた通り別れた方が良いって言ってたでしょ?
早く出ていきなさいよ!
この浜から出て行きなさい!!」
そう強く上から目線で言ってきた福祉課の飛永さんの事を議員さんに話すと、その福祉課の人はおかしいと言われました。
頭おかしい人間だろうと、ド田舎はコネで仕事してますからね…
飛永さんも、コネで入られたのでしょうし、常識や守秘義務さえ分からず、自分が1番だと勘違いしながら生きれる環境にあるのでしょう。
後から、弁護士さんに聞いたら、
「私は、すぐ別れた方が良いとは言ってない。
ココは田舎だし、役所の人も何にも解っていない。
飛永さんは、ああいう人だから言っても仕方ないから」
との事でした。
田舎で生きて行くには、当たり前にある常識なんて持ち合わせずとも、コネと権力で決まる…そんな地域だと飛永さん自身から聞いたのも、おかしな話ですけどね。
昔も昔の土地柄…ド田舎もド田舎…
普通の人間は、進学と同時に他県に出て行き戻って来ないそうです。
また、他県から海水浴に来てナンパされ引っ掛けられて結婚し、また離婚して出て行くパターンも多いと聞きました。
ある男の人は、彼女を他県から連れて来たものの、2日で女の子に逃げ帰られたりもしたそうです。
私は…彼を…彼だけを信じて、彼だけを想ってこの地に来ただけなのに…
本来なら、赤ちゃんも出来て、幸せいっぱいの時の筈なのにな…
私だけなら、まだ良い。
赤ちゃんがいる。
引っ越し流産なんて、絶対にしてはならないと思う。
ただ、義母は私が住んでる家の近所の人達に、父親と夫を連れて
「ココに、他県から来た嫁が住んでるのだけど、ウチの息子を入れないんです〜」
と、触れ回っていた。
インターホン越しに聞こえてきた義母の外面用に作った声。
世間体が第一の両親ですからね…
自分の息子が暴力を振るい続けて、自分で足詰めて女の子を追って出て行ったと、真実を言えば良いのに…
近所の人で、矢野さんという方は、
「外面が良ければ良いのよ〜私も姪っ子にシングルマザーがいるんだけど、絶対に誰にも言えないわ〜」
他人の悪口が大好きな佐藤さんは、
「私よ!私が来たわよ!ドア開けなさいよ」
・・・変な人しかいない地域なんだろうか…
この地に来てすぐの頃に、彼の両親に彼が暴力を振るうのを止めさせて欲しいと言いに行った事があった。
そこで言われた事が、
「ここら辺は、すぐ広まるから黙っておけ!
隆寛をヨシヨシしてやれば良いんだから!」
彼の母親も
「あいつは、デタラメしか言わないんだから。
右から左へ流してるわ」
この両親は、バカなんだなと思った…
私「そう言えば、冷蔵庫とかも1人暮らしのを買えば良いと言われたそうですね?」
義母「…そんなバカなっあいつがまた嘘を言ってるだけよ!」
その晩に彼に全部話をしたら、なぜ親子間でさえ嘘を吐くのかな…と呟いていた。
それはね、
【親子間でさえ嘘を吐くような環境】
で、あなたは育ったから平気でデタラメしか言わない男になったのよ。
彼に父親は無理です。
でも、精子としては父親です。
夫や夫の家族は、この先も変わる事は無いでしょう。
ただ、私は赤ちゃんを育てて行かなければならない責任があります。
無事に出産したら終わり、では無いですし、
無事に成人したらお役御免でも無く、
この世に産み出す責任
この世で生きていけるように育てる責任…
全て…1人で背負わなければならない不安…
ふとした時に思い出される…結婚前は優しかった彼の事…
職場では誰にでも優しい彼だった
(周りへのアピールとは知らず)
結婚前は優しい彼だった
(入籍したら所有物)
良かった頃、過去へ過去へと記憶が戻りたがる
どんなに激しいDVにあったとしても、なかなか抜け出せないのは良かった頃を反芻するからでしょう…
そう…以前いた彼はもういないのに幻想の彼を追うのです。
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