童貞38歳、高校ラクビー花園にまで行ったついでに、頭の中も花園になってしまったらしい

前話: 流石! 38歳まで童貞を守って来た男は、どうやら、妻に暴力振るっても、子供を大事にしなくても、別居しても、遠隔操作で家族を守れるらしい。
次話: 38歳で童貞を卒業し、勘違い度が増した夫について弁護士に相談してみた
妻は、福祉課に相談する事にしましたが……心の中は誰を信じて良いのか解らなくなっていました。

役場に行き事情を話しますと、若い男性にカツ丼が出そうな取調べ部屋に通されました。
暫し待っていると、綺麗な30代前半らしき女性が入って来られました。

その方は、遠野さんと名乗られました。

遠野さんと挨拶を済ませ、本題である彼との経緯を話していると、遠野さんは困惑気味に
「え…もしかして…えー彼は和地区の人かな?」

「はい。そうですが…何か?」

「ああぁー…あーあの子の家族かー…あー」

「え?知り合いなんですか?」

「妹が…あの子かー…」

「え?妹さん?お知り合いなんですか?」

「んー…精神障害を持ってる子でねー…ちょっと待ってて下さいね」
と言い部屋を出て行かれました。

残った若い男性に
「妹さんって、どんな方なんですか?」
と聞いたところ

「あの子と知り合いが職場にもいて、最初は普通の子だと思っていたけど、変わってるっと言ってましたねー…」

そんな変わってる妹の兄が夫…

暫くして、遠野さんが戻られました。

私の方から一通りの話を終えると、遠野さんは畳み掛けるように話してきました。

「彼は全部人任せ。
自分を正当化させたいだけ。
離婚も他人事。
親として責任を果たせない男。

もし、彼とよりを戻そうとしたら、金銭DVが始まりますよ。

次に会話をしないようになるでしょう。
人として扱われない。
所有物。
奴隷にされるだけです。

母親は、皆に良い顔するボス。

父親は、威厳も何も無い男。

DVは、暴力だけじゃありません。

良い人は怪しいんですよ。

自分を可哀想な男とし、この人を救いたいと思わせておいて、相手の気持ちを利用していくだけです」

「……彼と連絡を取るのはバカですかね?」

遠野さん
「バカですね。

彼は、女性が好き。
童貞を捨てて、勘違いしている今、自由にお金を遊びに使いたいだけ。
ただ、世間体を気にして離婚するにはどうしたら良いか分からない。
離婚方法が分からない。
自分で出来ない。
だから、何十年と顔を合わさず、口も聞いていなかった父親と妹を借り出してくる。

彼を諦めないといけない。

彼への気持ちを諦めた方が良い。

今後、不倫も堂々とするようになりますよ?

苦しみは倍になります。

気持ちを利用されて、他の女の子と上手くいかなくなったら貴女の所に戻ってくる事もあるでしょう。

そして、また居心地が悪くなったら出て行く、の繰り返しです。

彼に縋る所は無い。

父親を彼に求める事が無駄です。


離婚して下さい。」

「…………………。」

妻は、自分が責められているように感じた。

彼に取って、どういう存在だったのだろう…

自分は何故こんな見知らぬ土地に嫁いで

結婚式も無く… 

写真も無く…
 
新婚旅行さえ無く…

童貞38歳を捨てる為に結婚したの?

童貞捨てたら、38歳デビューですか?

ん?誕生日が11月13日だから、もうすぐ39歳…
39歳!童貞捨てたばかりで粋がってるぜデビューですか?

彼が
「俺は高校の時、いつも練習で『本気でやれ!』とか、チームメイトにも怒られていたけど、試合では結果出すからな、俺は!
だから、俺を見ていたら良い。
必ず、最後は逆転するから!!」

と良く言ってたな…

高校のラクビーの試合前にムケタけど、痛くて試合にならないから戻したって言ってたけど、本当かな?

高校生までムケナイものなの?

その後、専門学校生の時は垂れ流しをしていたって言ってたけど、垂れ流しって???

殿方のモノは分かりませぬ。

しかしながら・・・逆転ねー…

練習を真面目に頑張り、チームワークを大切にする男の方が素敵だと思ってしまうな…

【結果】って、なんだろうねー

自分1人で出す結果では無いと思う…
自分1人で逆転も勝利も無いと思う…

ましてや、人生の節目ともいえる結婚の先に逆転ですか…

童貞捨てる為の道具と離婚して、一年後に一回り若い女の子と再婚ゴールを狙っていらっしゃるとか?


ウフフ…
当たり過ぎたようで胃が気持ち悪いです。

続きのストーリーはこちら!

38歳で童貞を卒業し、勘違い度が増した夫について弁護士に相談してみた

著者のTakeuchi Emiさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。