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15/12/29

会社員だった私が突然会社を辞めて、ただゴルフがしたい一心で渡米して プロゴルファーを目指してる話 ② 願い

Image by Olia Gozha

ゴルフと聞いて、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。



「老若男女が一緒に楽しめる」

「ゴルフ場の緑に囲まれると現実逃避できる」

「ネットワークを広げる武器になる」


こういうのはポジティブですね。


一方で、


「お金持ちの娯楽」

「政治家や経営者が遊びでやってる」

「年寄りの接待」



(↑こんな感じ?笑)


…残念ながらそんなネガティブな印象を持った人もいまだに多いと思います。


実はどれも正しくて、捉え方次第なんですけどね。



私の場合はゴルフとは、「人格形成のツール」でした。


ゴルフによって成長してきたし、ゴルフを通して色んなことを学んできたし、

自分の人生ゴルフなしでは語れません。



学生の頃からじわじわと考えてきたこと。

それは

自分を育ててくれた「ゴルフ」というものに恩返しがしたい

という思いです。

すんごい漠然としていますが、本気です(笑)


だから、ゴルフのマイナスイメージをできるかぎり払拭したい。

部活動で流した青春の汗と涙。

競技で学んだ礼儀とスポーツマンシップ。

ゴルフを通じて広がった人の輪。

楽しかったゴルフの思い出を、もっと多くの人に知ってもらって、もっと身近なものにしたい。

もっと多くの人にゴルフを楽しんでもらいたい。


それが私の願いです。


はたして、そんな願いを実行しようと思い、

私が「やっぱりゴルフを仕事にしたい!」と決意したのは25歳の時。

社会人2年目の夏でした。


ツアープロゴルファーとして活躍している人達は、10代から出てくるような時代ですから、これから目指すって、ちょっと遅い。

かつ、当時の私の平均スコアというと…80台前半。

(プロを目指すぐらいだからさぞ上手いんだろう、と思われていた方はびっくりしたんじゃないでしょうか)


アメリカに修行しにいくということを周りに話すと、

まぁ〜、賛否両論(笑)


監督「ゴルフを職業とするのは本当に厳しい世界だよ。社会人としてトップアマチュアでいることの方がよほど価値があるぞ。」

コーチ「プロゴルファーって華やかに見えるかもしれないけど、ツアーの賞金だけで食べていけるのはほんの一握りなんだよ。特に女の子がアメリカに1人で行くのは、大変だと思うよ。」

上司「プロゴルファーの人が言ってたけど、1年で72(スコア:イーブンパー)の出ない人はプロになるセンスがないから諦めたほうがいいらしいよ。」


私のゴルフの実力や、業界に詳しい先輩方は、大変ごもっともなアドバイスをくださいました。


一方、


友人「えープロゴルファーになるの!?すごいじゃん!かっこいいじゃん!頑張ってねー!」

知人「Oh fantastic! I'm cheering for you!! When can I see you on TV? I should get your autograph now!! Hahahah(応援してるよ!いつテレビに出るんだい?今のうちにサインもらっておかなきゃ!ハハハ)」

おいっこ「ひとみちゃんアメリカ行くの?がんばってね〜。」


私は先輩達からの、ありがた〜い ごもっとも〜 な意見には耳に蓋をして、


自分の直感と気持ちに正直に生きよう!!!と思い、

これまたありがた〜い 友達や家族の言葉のみを汲み取って、決断したのでした。


無謀な挑戦をすることを。



※そして今も挑戦中です。


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