あの頃、ビアハウス

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1 プロローグ
 
1970年代も後半、人生のるつぼこと大阪は梅田新道にあったアサヒ・ビア
ハウスでのバイト歌姫時代のできごとをエピソード別に、写真も併せてレト
ロ感覚で記憶が薄れないうちにと綴ってみました。

 

歌っていた当時は意識していませんでしたが、梅新アサヒビアハウスが
大阪では老舗も老舗、当時の関西経済人や文化人が毎夜集った最古の
ビアハウスであり、その全盛期に自分は身を置いていたという幸せを今に
してじんわり感じています。



アサヒビアハウスで歌われていた歌はドイツ本場のビアソングを始めロマ
ン香る1900年代も半ばの古き好き時代の歌が多くを占めていました。
わたしが生まれる以前に、こんなにも素晴らしい映画や歌が数多くあった
ことを、アサヒ・ビアハウスで知ることができました。

それらの歌を聴けば、思い出さずにはいられない名物客たちにまつわる
エピソードを、身近に見てきたわたしが書かずしてなんとする?

と、考え、稚拙な文章で書き足りないところもあるでしょうが、アサヒビア
ハウスを通じて人生の楽しみ方、お酒の飲み方を学ばせていただいた
我が恩師たちでもある常連さんたち、そして、若い人たちが知らないで
あろう、あの頃のアサヒビアハウス梅田で歌われていた古き良き時代の
素敵な歌の数々も併せて、わが記憶を紐解きながら、常連の名物客一
人ひとりに登場していただこうと思います。



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あの頃、ビアハウス:サン・トワ・マミー

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