【第4話】何歳になってもおとなにならないわたし

前話: 【第3話】勉強はしない。頭が勝手に覚えてしまう。

本日、実家に帰ったら「あたし研究 自閉症スペクトラム~小道モコ」の場合という本がありまして、大変おもしろかったので、家に持って帰ってきて読みました。

”何年経っても慣れない自分という器という感覚”本当に自分によく似ている。程度は違うけども、この人の仲間だという安心感と、ここでこういうの書けばいいんじゃね?という妙な自信が出てきました。


さて、何歳になってもおとなにならないの話。


なぜずっと自分は同じままなんだろう

まず最初に、ここでは成人としての意識が~という話ではありません。

28年間生きていて、「幼稚園のころの自分」と「今の自分」がほとんど変わっていないなあと感じています。

物心ついたのが5歳とすると23年間ずっと変わってない。ずっと私は私のままだなあと感じている。意識が、自我が、その当時のままなのです。


なんだろうか。「年々、知識が増えてできるようになったことが増えてくだけ」で、子供から大人になったという時がずっと来ない。

自分の周りの人たちが、子どもから大人に「成長」していくのに、「なぜ周りのみんなと同じように成長ができないのだろうか」と思っていた。


なぜ子どもは子供らしく遊べるのだろう

小学生の私もすごく子供っぽくなかった。子供っぽい考えというのもつのが苦手がった。

代表的な例は、自分の周りの子供たちが外に出て、キャーとかワーとか、楽しそうに遊んでいるのが理解できなかったこと(笑)。


もちろん自分も楽しい時はキャーとかワーとか言うんですが、理由もなく遊ぶってのができなかった。

幼稚園のみんな、なんで理由もなく遊べるのだろうか、不思議だった。


「私ちゃんが幼稚園でいつも一人で遊んでます」って報告されて、母が心配に感じてたらしいが、私にとっては理由もなくほかの友達と遊んでる方が「オカシイ」わけでして、、

「なんでみんな遊べるの?」って私は思ってしまうわけです。


というワケで幼稚園のころは仲の良い1人の友達と1体1で遊ぶことはあったけど、ほぼ集団で遊ぶことはなかったかな・・。


大人になるのは中止。この先も未定

最後に28年間ずっと自分は自分のままでいらたものの、この先歳を重ね、大人になる機会は来るのかもしれない。

実は私は20歳前後の時に、一旦大人になりかけた。けど、当分大人になるのはやめた。

自分を押さえ込めば、みんなと同じような大人になれるのかもしれない。でも自分にとってはあんまり得をすることがないのだ。何より生きづらい。このままの方が生きやすい。


大人の人と同じように仕事はします。社会の責任もはたします。そうやってこれまでもなんとかしてきた。でも自分を大人にするのはやめておこう。大人のふりをするのはやめよう。無理になるのはやめよう。


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