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16/2/2

あの頃、ビアハウス:アウフ・ビーダゼン(Auf Wiederséh´n)

Image by Olia Gozha

 「アウフ・ヴィーダーゼン」とは、日本語の「さよなら」という意味である。

梅田アサヒビアハウスは6時から9時半までの営業時間内で、3度の30分のステージがある、8時半が最終ステージ。その最後のステージで先輩の歌姫、宝木嬢とデュオで必ず歌ったのがこの曲だ。

アサヒに数あるドイツ音楽の中でも、わたしはこれがとびきり好きだ。ビアホールで見知らぬもの同士が、いつのまに肩たたきあい、ジョッキをぶつけあって乾杯し、あるいは大きな5リットルジョッキの
回しのみに参加して、陽気に騒いで、最後にこのしんみりした「アウフ・ヴィーダーゼン」で客のそれぞれが帰路につくのです。

「Auf Wiederséh´n」と歌い始めると、常連のだった、今は亡き土佐氏が必ずや客席から「アウフ・ヴィーーダーーゼーーン~」と合いの手を入れてくれるのだった。最後の歌「dasWiederseh´n mit dir」はゆっくりと盛り上げ
てナレーションで締めくくる。

「みなさま、本日は当店アサヒ・ビアハウスにお越しくださいまして、ありがとうございました。本日のステージはこれにて終わらせていただきます。みなさまのまたのお越しを心よりお待ち申し上げております。アウフ・ヴィーダーゼン!またお会いしましょう!」 

この語りで一日のステージが終わるのであった。

Auf Wiederséh´nは、英語ですが、こちらで聴くことができます。興味あらばどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=8WsuLH4sulA

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