[ビリギャル]学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した話
え?
人?
「あ、そっか、イイクニ作った人か!」
いやちょっとまて、勝手に自己完結するな。俺は今唖然としてるんだ。
ちなみに、彼女が1年後に目指すべき慶應の過去問で、平安京関連の問題はこんな感じ。
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2011年度慶應義塾大学 文学部 日本史入試問題
問7 ( A )に入るのは、平安京の正門である。あてはまる語を漢字3文字で記しなさい。
(二)治安三年六月十一日、 上達部及び諸大夫、法成寺の堂礎を曳かしむ。或いは宮中諸司の石、神泉苑の門ならびに乾臨閣の石をとり、或いは坊門、(A)、左右京職、寺々の石を取ると云云。嘆くべし、悲しむべし。言うに足らず。
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答え、
羅城門。
遠い。ここまでの道のりは遠すぎるぞ。
平安京を人だと認識している人間に、羅城門は厳しいですよ福澤諭吉先生!
(ご存知、一万円札の人=慶應義塾大学の創始者)
東西南北が分からない
(これは、上智大学に最終的に進学した妹が小学6年の時に書いたもの)
もうね、こうなってくると僕の知的好奇心が全開ですよ。こいつはどこまで無知なんだと。
この時に、僕は名言を作っています。
この世の中で恐ろしいもの3つ。
『地震・かみなり・火事・ゆとり』
ってね。(4つだろ!?っていうツッコミありがとうございます)
とりあえず僕はさやかちゃんに、「日本地図を書いてみてくれ」と言いました。
すると、彼女は、「いやー、無理ですわ―」と言っていました。
「細かくなくていいからザックリと」と指示すると、
彼女が書いたのは、
こんなんでした。
いやいや、ちょっと待て。
普通、いくらなんでも↓こんな感じでしょう。せめて北海道・本州・四国・九州の4つの島ぐらい書こうよと。ざっくりしすぎやん。
僕が、「なんで島ひとつなの?」と驚くと、
「え?日本ってそんなたくさんあんの???」と驚くさやかちゃん。
もうね、いろいろ衝撃です。
「あのさ、北にもいろいろあるやん?」
「北?」
あ、まさかこいつ、東西南北分からないのでは?
そう思って、
「あのさ、北が↑の時、南ってどっち?」
「・・・・・・いやー、そういうの私無理だわ―」
爆笑
教室中が爆笑でした。
「そういうのって、君、人間の動物としての基本性能だわ(笑)」
「いやでもね、先生そうやっていうけどね、私の友達絶対知らないから!まじで!」
「仮に、そうだとしたら、日本は滅ぶよ。本当に。いやまじで」
ちなみに、あとで当時小学生の妹に聞いたら、「え?下に決まってるじゃん。なんでお姉ちゃんそんなこと知らないの?嫌い って言われた」と凹んでいました。
なお、彼女は受験中ずっと、机の前に、こういうのを張ってたらしいです。
こういうところがかわいいですよね。
【余談ですが、彼女はこの島の話をすると反論してきます。いや先生それは大げさに言いすぎだと。私は2つは島をかいた!と主張してくるんです。いまだに。でも、正直、2つか1つかが問題ではないと僕は思うんです】【余談の追記ですが、今回の物語を書いて、彼女にまず読んでもらいましたが、やっぱり、「一つだけ良いですか?私は島を2つ以上はかいた!とその点だけは納得がいかないらしいです(笑)」】
伝説にはとにかくキリがない
Strongの意味が分かりませんでした。
3×4を「サンシ」と聞くと、「私、ほんと九九苦手。そのききかたやめて!」と言ってきます。
個人的に一番思い出に残っているのは、「サンタさんが実在するかどうか」で議論になったことです。ちなみに、彼女は「絶対にいる」と主張していました。
あと、武田信玄の話をした後に、彼女は感動して、「てか、その人すげー。さやか、どこいったらその人と会える?」と真顔で聞いてきました。
「一度死んだらいいよ」と、真顔で答えておきました。
辞書で意味を調べたら、その本文の意味が分からなくて、それを調べたらさらにその本文の言葉が分からなくて、で、それを調べたら、元の単語が出てきて、「結局わからないんだけど、どうしたらいいの?」と聞いて来たりとか。これぞ本当の「ループ」だなと思いましたね、あの時は。
あと、「私、久しぶりにあった人に、さやかの名前覚えてる?って聞いてたことに、最近気付いたんだよねー。」
と言っていました。
最後の夏は遊ばせてほしいという要望
高2の夏。まだ彼女が金髪だった時。どうしても夏休みは最後に遊ばせてほしいと言っていました。
塾にきて、家に帰ってオールでカラオケに友達といき、そこで予習(宿題)をカラオケボックスでやりながら、塾にきて・・・・・・。
を繰り返していました。
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