2話 2人の子供は障がい。6年間不妊治療をしてやっと授かりましたが個性的な子供たち。さらに私の夫は…。私はエステティシャンの夢。波乱万丈な私の人生!<不妊治療~妊娠!>
<その1>つづき
主人の転勤を機に体外受精の治療をしようと思った矢先…。
*
私には、2つ上の姉がいます。
(姉は、私が結婚してから3年後に結婚をしました。)
ちょうど、体外受精をするにあたり検査をしている時に、母から電話が「お姉ちゃんに、子供ができたみたい」と。
それを聞いた私は、心から祝福できませんでした。
なんでお姉ちゃんは結婚をしてすぐに子供がてきるのだろう…
なんで私は、こんなに頑張っているのにできないのだろう…
思わず母に泣きながら言ってしまいました。
「なんで私にはできないの」
母は、黙ってました。
私がそんな事を言ってしまい、きっと母は辛かったと思います。
でもその時の私は、心からお姉ちゃんにおめでとうと言える、心の大きい人ではありませんでした。
ごめんよ、お母さん。
ごめんね、お姉ちゃん。
そんな事もありましたが、気持ちを入れ替えいよいよ体外受精。
下半身麻酔で体外受精をしました。
終わってからすぐに、下腹に変化がありました。
何かがいるような…。
退院もし日にちが経つにつれ、下腹の痛みとお腹が大きくなっていきました。
病院に行くと腹水がたまっていて、これは妊娠の確率が高い事と、絶対安静なのですぐに入院してくださいと…
入院しました。
その間、私のお腹はどんどん大きくなり、とうとう妊娠6ヶ月くらいまで。
それから、妊娠がわかり・・
やった~と喜びたいところが。
動けないし痛みというか、気持ち悪い痛みでこれは出産より本当に辛かったです。
そんな中、またしても主人の転勤が決まったのです。
それも、夫婦の実家がある大阪に…。
退院と引越しが重なり、私の母が手伝いに来てくれました。
なんとか引越しもでき、大阪での生活が始まりました…。
つづく
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