初めての唾液過多つわりの妊婦生活。

後編: 命の窓。 帝王切開は命の窓から出てくると言われた話。そこに至るまで大爆笑されてしまう私の体験談。

息子は二歳三か月。ちょうど三年前。妊娠発覚し、吐きつわりがひどかったけど、さらに追い打ちをかけたのが唾液過多つわりでした。





 唾液過多。その名のとおり、唾液がとまらない。唾液だから飲めっておもうかもしれないけど、カニの泡みたいにぶくぶく泡立っていて、飲み込んでもその泡だけ消化せず、通過しないようで、泡が限界にたまると吐き出します。まるで淡を吐き出すのと仕組みは似ている。だけど、胃から吐き出すので苦しいし、一緒に胃にあるものまで吐き出してしまうので、めんどくさい。




祖母も、母もつわりはあったけど安定期までで、普通のつわりだったようで、私も家系的につわりがひどくなるなんて思っていませんでした。



 吐きつわりがひどく、移動して吐いて、食べて吐いて、水まで吐いたときに、仕事の継続は難しいかなと思い、仕事を退職し、実家にもどり、産院に点滴通院しました。



 福島県の南相馬市の産婦人科に通ったのですが、放射能からか、産院にかよう人はいるけど比較的すいているようで、点滴通院がつらかったら入院してもいいよと言われました。



 実家にいてもほとんど寝たきり、食事以外は横になって過ごし、トイレにいくのに吐いて、トイレの便座に座るのに吐いて、振り向いて流すときににおいで吐く。



 吐いても吐いても、こみあがるものがあり、苦しくて、妊娠ってこんなにつらいものなのかと思いました。私のまわりにはつわりがなかったり、あっても安定期まですこし吐くくらいで、妊婦さんでも八か月間まで仕事をする衛生士が多かったので、自分が仕事ができないくらいひどいつわりになるとは想像してませんでした。



 吐きつわりが落ち着いてきたころ、異変がありました。



 唾液が泡なのです。


 最初は気のせいかなとおもいましたが、それを飲み込むと、歯磨き粉の泡を飲み込んだときのように気持ちわるくて、吐き出すと、そこから唾液が飲み込めなくなりました。



 私が対策としてやったことは、ペットボトルをケースでつつみ、中身が見えないようにして、唾液をそこに吐く。それも厳しくなると、マスクをしてガーゼをくわえて、ガーゼに唾液をしみこませ、一時間ごと、ガーゼを交換し、唾液まみれのガーゼはジップロックの中へいれて鞄へいれて、持ち帰りました。



 替えのガーゼがなくなると、水道で簡易的に洗って、それを加えてなんとか過ごしました。



 唾液過多のつわりの原因はわかっておらず、胃腸が弱い、アルコールに弱い、肝臓が弱い、いろいろ言われてますが、はっきりした原因はわかりません。認知度も低いので、産婦人科に相談しても対策がないような感じでした。



 住所録の場所の産婦人科では、唾液は吐いて、過ごして、といわれて途方にくれましたが、地元の南相馬市の産婦人科では、若い二代目の先生が、「我慢しないように。漢方薬だすからね」と半夏厚朴湯を処方してくれて、その漢方薬を飲むことを祖母は「赤ちゃんがかわいそうだ、我慢しなさい」と言われて、それもそうなのだけど、私も限界で、飲ませていただきました。

 

  妊娠八か月まで、唾液過多つわりがありました。


余談ですが、妊娠七か月の時に、前歯の部分矯正でつけていた歯の装置を外したところ、唾液過多つわりが一気に快方へ向かいました。口の中の異物が原因だったのか、がいまだにわかりません。


妊娠五か月まで、地元で通院し、ある程度吐かなくなってから、もとの住居へもどり、最初の産院に通院して、出産に至ります。


  

唾液過多つわり、よだれつわりともいうようです。産婦人科の先生の考えにもよると思いますが,漢方薬で多少改善するかたと、それすら効かないひとといて、最悪、入院して、点滴するひともいるようなので、たくさんの人、産婦人科の先生に知って欲しいと思って書きました。


 私は八か月でだいぶなくなりましたが、インターネットで唾液過多つわり、で検索していると、ひどい人は臨月、産み終えるまで止まらなかったという人までいるようです。


唾液でしょ、ときっと思われてしまうと思うのですが、唾液が飲みこめない生活、したことありますか?


 唾液は自然と飲んでしまっているので気づかないのですが、最悪寝れずに吐くひともいます。

私は寝ているときは、泡の唾液を飲んでいたようで、飲み込めない人は寝れないので歯医者の唾液を吸うバキュームが持ち運びできるのがあればそれか、排唾管をつけて排出し続けるかできると眠れるかもしれません。


 寝ている間は飲み込んでいたので、朝、起きると胃袋に夜中じゅう飲み込んでいた泡の唾液を吐き出すところから、朝が始まってました。


 んなあほな、と思う人。あなたは幸せです。

 経験した人なら、わかるわかるーなあるあるネタです。



私は35歳になってしまい、今後は高齢出産と呼ばれますが、第二子の妊娠を望みながらもまだできてないのは、つわりがまた普通のではなく、酷かったり、唾液過多だったら、という不安もあるからです。


 悩んでいるうちに産めなくなるのも、怖いので、どこかで決断しますが、私のはじめての唾液過多つわりの暮らし。どうか誰かの唾液過多つわりの役にたてますように。




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命の窓。 帝王切開は命の窓から出てくると言われた話。そこに至るまで大爆笑されてしまう私の体験談。

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