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世界一運動神経が悪いウンコの踏み方の話

中学生の僕は、夕闇に家路を急いでいた。

交差点に差し掛かり、僕は直進する。しかし、右から交差点に入ってくる道は緩やかな登り坂になっていて、そちらからウンコが転がってきた。
ゆっくりとうなずきながら転がってくるウンコを確かに僕は視認したものの、「動くウンコ」という現象を把握することが出来ず、僕はじっくりとアクセルを踏み込むように注意深くウンコを踏んだ。
まるで魔法のような、宿命のような数秒間だった。

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任天堂を退社して独立、青森県八戸市にUターン「わかる事務所」を設立。企画コンサルティング・アプリ開発・執筆などしてます。ハード・ソフト・サービスにこだわらない企画・開発の経験を生かして、地域と世界の役に立てたらなーって思ってます。

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内藤 涼子

こんな宿命的な踏み方を、私は未だかつて経験したことがないので、とても新鮮でした。

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