10話 2人の子供は障がい。6年間不妊治療をしてやっと授かりましたが個性的な子供たち。さらに私の夫は…。私はエステティシャンの夢。波乱万丈な私の人生!<病院で信じられない話を・・>
ムスメが言葉がでていなかった事から、市に相談。
紹介された病院に予約をすると半年後になるということでした。
その病院に予約はして、早めに診てくれる病院を探しました。
すると3ヶ月後に診てくれる病院をみつけ予約。
3か月後、その病院に行きました。
主人、私、ムスコ、ムスメと。
この時、ムスコは小学1年生になったばかり。
ムスメは、幼稚園の年少でした。
診察室に入ると、高齢の先生。
話をしていても、起きているのか寝ているのか(笑)
私は、やや心配。
先生からムスメの様子を聞かれました。
すると、先生が・・「自閉症、重度の知的障がいだね」
私・・は?
自閉症?
重度の知的障がい?
……重度??
重度って?
私「あの〜重度の知的障がいというのは?」
先生「大人になるまで、7、8歳(9歳だったか忘れました)くらいの知的のレベルになっていたら良いよね」
この時!
私に大きなタライが落ちてきました(そのような気分)
私の頭はボーっ。
そんな中でも、いろいろ考えました。
(自閉症に重度の知的障がいってなに?
これからどうしたらいいの?
この子はどうなるの?
このまま、ムスメと会話とかできない?
私が夢に思っていた、ムスメが大きくなったらお買い物にいったり、孫とかも見れないの?)
などなど・・
いろんな事が頭の中で回っていました。
さ・ら・に!!
先生「お兄ちゃんも何か持ってるよね」
は、はぁ〜?
先生「さっきから見てるけど!」
タライがもう一つ落ちてきました!!(そんな気分です)
私は倒れそうなのを、自分に必死に必死にしっかりしないと!と言い聞かせました。
その後の記憶はございません(笑)
「なにも発達検査もしていないのですよ。
ただ先生の所見だけで、ムスメのことを言うなんて信じられない。
さらに、ムスコを見ただけで何か持っているだなんて・・なんの根拠があるんだ〜〜」
と思ったのも、家に着いて時間がたっててからです。
それまでは、なんの事だか理解できませんでした。
ムスメの事もショックなのに、ムスコの方がさらにショック!!(ムスメはある程度覚悟はしていました。重度の知的障がいとは思ってもいませんでしたが)
この気持ち伝わりますかね。
ムスメを受診に行き、ムスコの事も言われる。
それも所見で…。
病院の先生を批判しているのではないのです。
ですが、心の準備というものがあるじゃないですか~
(ま、その先生の言っていたことはおおよそあっていましたが)
現実、我が子2人ともに障がいとは・・。
それも6年間不妊治療をしてやっと授かった子供。
ど・ど・どうしたらいいの~~?
今だから笑い話にできますが、本当に当時はどう自分の気持ちを切り替えたのかは不明です。
記憶がございません(笑)
つづきます・・
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