私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#2

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【バンコク1日目(2)】バックパッカーが集うカオサンロードに到着


バンコクのスワンナプーム空港から、バンコクの中心部にあるバックパッカーの聖地といわれるカオサンロードへ向かう途中のこと。




空港からカオサンロードまではバスを1度乗り換えなければいけない。乗り換えのために降りたバス停で、「60番」のバスを待っていたのだけど、待てど暮らせど来ない。私以外の待ち人たちが、ひとり、またひとりといなくなるにつれて「本当にこのバス停で合っているのかな。大丈夫かな…」と不安になり、まわりをキョロキョロ見渡した。


ふと道路に目を戻すと、60番のバスが走り去っていった!





超ぼーぜんとした。さっきまで穴があくほど車線をみつめていたのに、ほんのちょっと見逃した隙にわたしが求める「60番」のバスが行ってしまったのだ。というか、バスは勝手には止まってくれないらしい。バス停に誰かがいるからといって、ぼけーっと立ったままでは決して止まってくれない。


タイのバス停は、あまりにも多くのバスが発着するため、バス停にいる人が、どのバスを待っているのか運転手にはわからない。タクシーを呼び止める感じで手をあげてアピールしないと止まってくれないのだ。それは後からタイ在住の日本人に聞いたのだけど、そんなの知らないわたしは超呆然とするばかりだった。


タイは日本みたいに甘くないぞ…。確かに同じ停留所で待っていた人たちはみな次から次へと来る行き先の違うバス、ロットトゥーという乗り合いワゴンに乗るときに手をあげて”乗りますよ”アピールをしていた。




ずっとその場にいても仕方ないので、バスが走り去った方向へ歩いて行くことにした。通りすがりのおばちゃんに次のバス停のありかを聞きながら5分ほど歩くと、バス待ちっぽい人がたくさんいる場所をに到着した。

優しそうなお姉さんをチョイスして「ここに60番のバスは止まりますか?」と聞くと、「Yes止まるよ」と言ってくれたので安心して待つことができた。10分ほどして60番のバスがやってきた。お姉さんが「ほら、あれよ」と教えてくれ、その優しさに感謝しながら今度はちゃんと手を上げてバスを止めて乗り込んだ。




Google mapでは40分くらいの距離だったのだけど、バンコクのあまりの車の多さで2時間以上もバスに揺られることになった。わたしは人間観察が大好きなので、バンコク住人を観察するのに忙しくてあまり苦痛に感じなかった。バスに乗って降りて行く人たちは、一体どんな仕事をして、毎日どんなことを考えて暮らしているのだろう?と考えるのがおもしろくて仕方がない。





そんなこんなで、やっと目的地であるカオサンロードにたどり着いた。




カオサンロードは、「いかにもバックパッカーが集まる場所」という感じで、猥雑としていた。あちこちの露店やバイクタクシーから声をかけられる。歩いているのはほとんど欧米のバックパッカー。アジア人は(働いている人以外で)ほとんど見かけなかった。


カオサンの隣、「ソイ・ランブントリ」という通りは、喧騒を残しつつも少し落ち着いていて、すごくよかった。カオサンよりもわたしはこっちの方が好き。結構長いので、端まで歩くと汗だくだくになった。



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