私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#3

前話: 私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#2
次話: 私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#4

【バンコク2日目】有名な「メークロン駅の折りたたみ市場」に行ってみた


バンコク初日は、日本を出る前に紹介してもらったケンさんと合流することになっていた。ケンさんは日本から転勤でタイに来て1年になるという。夕飯を一緒に食べに行ったのだけど、ザ・タイ料理が食べたいというわたしのリクエストに答えて、美味しいお店に連れて行ってくれた。






けんさんにご馳走になりました。ありがとうございます。





2日目は、日本人観光客も多く訪れるという、「メークロン線の折りたたみ市場」へいってみることにした。バンコクから西に130kmほどにある、メークロン駅前の線路の両脇にある市場。線路まではみだして商品が置かれ、列車が来ると各店テントの屋根を一瞬にして畳んで商品を引っ込めることで有名。列車が通過すると屋根を素早く元に戻し、再び商売を始める。


行き方は、ロットトゥーとよばれるワゴンバスに乗り合わせていく方法と、国鉄を乗り継いでいく方法がある。時間はたっぷりあるので、4時間近くかかる国鉄で行くことにした。スタート地点の駅に着いたのだけど、日本のような改札をくぐる駅を想像していたので、一体どこから電車に乗り込めばいいのかわからずうろうろ。





▼どうやらここが券売所らしい。さりげなさすぎて完全スルーしていた!





▼駅にたどり着いてから1時間ほど待って、ようやく電車が来た!(直線の線路を1台で行ったり来たりしているので、1日の本数がめちゃくちゃ少ないのよね…)





▼電車が近づくとみんなが一斉に券売所に集まり、駅員から券をもらっていたので、わたしもそれに習ってチケットをもらい、電車に乗り込む。





電車が走り出すと、駅員が切符を拝見しに来た。それはそうと、わたしは切符の代金を払っていないのだけど、一体いつ払うのだろう?降りる時だろうか?



田舎道を抜けて電車が進む。ひとつめの終着駅に降り立って、改札(的なもの)を抜けて、渡し船乗り場へ向かう。川をわたった先にある電車の終着駅が、メークロン駅だ。


ん?あれ?結局わたし、電車のお金払ってないんですけど??どうやらわたし、無銭乗車してしまったみたい。払うタイミングは一体いつだったのだろう…。謎すぎるぞ、タイ。




実はこの地点でわたしの気持ちはけっこう萎えていた。なぜなら、どう考えてもこの地点でメークロン駅に着くのは15時過ぎ。折りたたみ市場を見れるベストタイムは、13時と14時ごろなのだ。行っても見れないのに、行く必要あるか?そう考えたけれど、まあ行けるところまでいってみよう。別に折りたたむ様子が見れなくてもいいじゃないか。知らない場所に行けるというだけで価値がある。そう思い直して船着場へ。



▼こんな感じの船に乗り込む。




▼バイクがいっぱいでびっくりする。




▼3分ほどで向こう岸に到着。バイクが駆け上がる。






さて、メークロン駅に向かうための電車に乗るため、駅を探そうとGoogle map片手にふらふら。すると地元のおじいちゃんに話しかけられて…意外な展開に!




って感じで、つづく。

著者のTakagi Yukariさんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#4

著者のTakagi Yukariさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。