4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#12【 再生12日目】
この記事は、2016/5/12にnoteに更新された内容です。
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昨日、東京ミッドタウンにて開催中のヨガイベントに足を運んだAfiaです。朝ヨガと夜ヨガの2種類あり、私は夜ヨガの部に参加しました。
【期 間】2015年4月29日(水・祝)~5月24日(日) ※雨天・荒天中止
【場所】東京ミッドタウン 芝生広場
平日夜の開催ですが、おそらく300人以上はいたのではないでしょうか。ほとんどが若い女性。カップルで来る男性の姿も少し見かけました。
■転職エイジェントの面談にいってみた
3月から転職活動を休止していたAfiaですが、本日は転職エイジェントの面談に行ってきました。きっかけは前職の元上司から担当者の紹介。あまり自主的に参加したわけではありません。先日の元上司との飲みの場でフリーの道も考えていることを話した上で、「間口は広げておきな。可能性をみてもらってこい」と言われ、担当者にコンタクトしてみました。
しかし、最近は時間や場所にとらわれない新しい働き方があることを知り、いわゆる会社勤めでの働き方に興味を持てなくなっています。それでも興味がもてる案件があるか、それを確かめに行こうぐらいの気持ちで臨みました。
■転職エイジェントとの面談で見えてきた、働き方の価値観
担当者は良い印象でした。30代後半ぐらいでしょうか。経験も積まれているようで、進行はスムーズ、面談内容に大きな不満はありませんでした。まず職務履歴書で経験を確認、その上で自分の方向性や意向を確認。そしていくつか応募案件を紹介。雑談も盛り上がりパーフェクトな内容。しかしそれでも、自分の内側に生まれたある違和感に気づかざるを得ませんでした。「やっぱりもう一度度会社勤めをしたいと思えない」、という気持ちです。
どんな企業に勤めようと、会社の被雇用者でる限り、自分が直面するであろう状況が容易に想像できるのです。100%自分の意思決定で物事を進められないこと、思い通りに進められないことで感じるストレス、自分の意見を常に100%表現することができないこと、時間と場所に拘束されること、無理した働き方により体と心が不健康になること。。。ある程度は自分でコントロールできます。それでもやはり、自分の会社ではないのでどこかで妥協しなくてはいけません。いつも自分の意見ばかり言ってられません。納得していなくても進行させなければいけません。気づかないところで体と精神に負荷がかかります。もちろん、好きな業務を任され、裁量権を十分に与えられ、結果を出して会社に貢献し、働く喜びを感じられることもあるでしょう。しかし、それでも労働環境や人間関係など、自分のコントロール可能な範囲を超えることは必ずあります。こうした想定できる条件に対して、意欲が湧かない自分がいました。
同様に被雇用主としてのメリットもあります。安定的な収入、各種保険制度、福利厚生。社会的信用、個人レベルではできない社会貢献、自己実現、組織勤めにより得る人間的成長。しかしこれらを考慮しても、最初に述べた条件を我慢してでも得たいとは思えない自分がいます。安定的な収入でなくても、福利厚生がなくても、自分がやりたいと思ったことに自分の裁量で取り組んでいきたいです。大きなレベルでの業務ができようと、自己実現ができようと、企業勤めをしない手段で得たいです。
このように思う背景は、わりと自由な働き方をしてきた経験と心と体を酷使して働いた経験の両方があるからだと思っています。ボランティアとして滞在したアフリカでの2年間。目標設定や活動スケジュールは基本的に自分で管理する必要がありました。貴重な20代の2年間、仕事を辞めてまでして応募、学生時代から携わりたかった国際協力分野。それなりに意欲を持っていたので、自由だけれど怠けることはほぼありませんでした。直近までの海外駐在においては、日本企業の働き方ではあるものの、現地にいる日本人は自分一人。1日の業務スケジュールは自由にコントロール可能。また現地のことを知るのは会社で自分のみなので、小さな事柄だったら自分で判断し実行。その一方、帰国後は前職にアルバイトとして再入社。会社全体が大変な時期にオペレーション部門にいたたため、こなしてもこなしても積もるルーチンワーク。当たり前の長時間残業。酷い時は一ヶ月の残業時間100時間超え。片道2時間弱の電車通勤。1日の平均睡眠時間4時間。ヘロヘロでした。しかし仕事に対する意欲だけは高かったので、メンタルはなんとか気丈でした。代わりに体はボロボロでした。心を大丈夫だと錯覚させていたので、体を余計に酷使させました。休みの日は寝て終わり。余暇に何かする意欲も起こらない。異常な食欲。酷くなる冷え性。体温調整や食欲のコントロールがうまくできておらず、恐らく自律神経失調症に近い状態だったと思います。
そんな自由と酷使の両方の働き方を経験したからこそ感じること。体と心を酷使し、自由を奪われる働き方はしたくありません。リスクを負ってでも、体と心を健康に保ち、時間と場所から自由な働き方を選びたいです。企業だから得られるやりがいや経験もあるでしょう。でも、それはフリーとしても別な形で得られると思うのです。むしろより自分がやりたいことに対して。
■働く喜び
どのように「働く喜び」実感できるのか。これは生きているうちに得たい実感です。しかし方法が見えてこないので、どのように実現できるかを探ることが今後の課題です。社会に貢献したい、という気持ちがあります。しかも人とは違う方法で。みんながやっているやり方ではなくて、自分だからできること。自分がやりたいことを通して。今自分に必要なことは、自分が望む働き方を実践している人々に直接会うことかなと思います。頭で考えているだけでは、何も活路は見出せません。自戒を込めて。
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