「ナステント」を試してみる【其の一】
とある広告サイトで「ナステント」なるものを見かけました。
「いびき・無呼吸でお困りのあなたに」
いびきが酷い(らしい)私は、そんなキャッチフレーズについ釣られ「無料モニターキット」の登録サイトをクリックしました。
必要事項を入力し、待つこと数日。
「セルフフィッティッグ」なるものが届きました。
どうやらいきなり商品を使うわけではなく、商品を使うためにフィッティング作業が必要なようです。
銀紙に包まれた中から出てきたのは細い管状のチューブ。
マニュアルを読み進めてみると、このチューブを鼻から入れて、のどちんこの辺りまで通すことで、自分に適したナステントの長さを測定するという仕組みのようです。
チューブの先端はジェル状のものが塗られており、滑りやすくなっているのはわかるのですが、いかんせん自分で鼻から管を通すというのはなかなか面白い…いや、恐ろしいものです。
しかし、開封してしまった以上やるしかない。思い切って鼻に突き刺してみます。
最初の3センチぐらいは下から上へ。ここまでは何の問題もありません。そこからは顔に対して垂直に送り込むのですが…むず痒いようなくすぐったいような。
鏡を見ながら、チューブが喉から出てくるのをじっと待ち続けていたのですが、送れど送れどなかなか見えてきません。無意識のうちに涙が流れてきます。
ようやくそれらしいものが見えそうな気配が。しかし暗くてよく見えません。チューブを鼻にぶら下げたまま懐中電灯で喉の奥を照らします。
(あ、あれがそうかな?ウゲゲ!!ゲホゲホッ!!)
確かにチューブの先端は見えました。
見えたのですがそこからまた少しチューブを送り込んでしまったものでえずきがとまりません。
えずき=オエッとなる状態
微調整をしながら鼻の部分で管をつまみます。そこからそっと管を抜いて…
管にはメモリがついているので、それで自分に適切な管の長さが測定できます。
ひとまず長さは測れましたので、トライアルキットを注文してみようと考えていますが、実際これをつけた状態でどうやって眠るのか?眠れるものなのか?
トライアルキットが届いて実際に試した場合は【其の二】に続くことになりますが、もし現物を見たら躊躇して断念するかもしれません…
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