私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。クアラルンプール編#3

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【クアラルンプール2日目】アジアの無秩序さ

クアラルンプール2日目は、若干の二日酔いと共に始まった。久しぶりに飲みすぎてまだお酒が残っている感じはしたけれど、とりあえず準備をして街に繰り出し、クアラルンプールの象徴、ペトロナスツインタワーを見に行こうと思った。



ナンパなベルボーイからもらった地図を片手にツインタワーを目指す。それにしても蒸し暑い。バンコクよりは若干マシだけど、やっぱり東南アジアは暑い。歩いていると汗が噴き出す。


20分ほど歩いたところで、わたしはツインタワーへ行くのを諦めた。昨日のお酒が残っていて元気がなかったし、慣れない土地で疲れもあった。昼過ぎにホテルに戻ると、ちょうどベッドメイクの真っ最中だった。気まずいな〜と思ったけれど、相手はわたしの存在など目に入らないかのように黙々と仕事をし、去っていった。




少し休んで繁華街のブギビンタンへ。昨日オジーボブと出会った屋台で、同じ客引きに再び声をかけられた。「昨日喋っていたold manとあの後どこかへ行ったのかい?」と聞かれたので、イエスと答えた。この屋台のおっちゃんは、愛想はないけれどいいやつで、わたしは気に入っていた。彼はわたしが店の前を通るたびに、手をあげて挨拶をしてくれるようになった。



屋台通りでひとりビールを飲みながら、道行く人たちを眺めるのはとても楽しい。アジアのいい意味での無秩序さが心地いい。道行く観光客に声をかける客引きの様子や、地元民たちを見ているだけで全く飽きることがない。騒がしさのおかげで孤独感を感じることもない。











バンコクから来たわたしにとって、クアラルンプールは都会ながらも小さくまとまっていてわかりやすい都市だった。そして比べて少しばかり欲望くさい。


バンコクは大都会で、人々がある程度(欧米や日本とまではいかないまでも)秩序を守って生活していたけれど、クアラルンプールは自分たちの欲望に正直に生きている感じがした。


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