自分らしくを大切にする人生 その8 ~ガラクタ整理で人生が好転。体調を崩し、JICAを辞め、将来の展望が持てない不安な時期から、一転、ガラクタ整理師となり、本を3冊出版することに。~

1 / 7 ページ

前編: 自分らしくを大切にする人生 その7 ~自分を大切にするためにJICA職員を辞める。そしてガラクタ整理との出合い。~
後編: 自分らしくを大切にする人生 その9 ~アメリカで婚約した恋人と別れ、お金も、夢も、家も失う。でも本当の僕までは失わなかった。自分らしくより強くなれた経験です。~

JICAを辞めた僕。次にやりたいことが見つからず不安な日々を送っていましたが、ガラクタ整理で人生が好転し始めました。


今僕はガラクタ整理師として、本を書いたり、講演会をしたりしていますが、もともとものが少なかった人間ではありません。

逆にものが多いほうでした。JICAを辞めるころちょうど、カレンキングストン(『ガラクタ捨てれば自分が見える』著者)のセミナーが日本で初めて開催されるということで、受講。

そのセミナーをきっかけにどんどんものを整理し始めたのでした。


整理する前の家はこんな状態。。。


キッチンの天袋はあけるとものがなだれのように落ちてくる。
賞味期限切れのものが溜まっている。


押入れには引越しで使ったダンボールがそのままつまれていて、引越しの時に整理しないまま何年も放置。中にはカビがわいたものすら。

でもみたくないから、押入れの中に入れておいて、見ないふり。


コンサートチケットの半券は全部とってある。旅行先で行った美術館の入場券、ロープーウェイの乗車券、観光パンフレット、全て保管。


本棚には500冊くらいの本。さらに押入れの中のダンボールにも本がいっぱい。中には高校から読んでいない授業のプリントまで。


そして、友だちが予告なく家にやってくるとすぐには家に入ってもらえない。

「ちょっとまってて!」と10分くらい外で待ってもらっている間に、見えるところだけとりあえず片付ける。向こうの部屋には入らないで、冷蔵庫は開けないで、など触られたくない、見られたくない、そんな場所がたくさん。


こんなふうにものでいっぱいだった僕の人生ですが、

カレンキングストンさんのセミナーを受講して、ガラクタ整理をすることで人生が変わる、ということを学び、徹底的に整理をしたのでした。


スペース(空き)ができればそこに自然に変化がやって来る。

変わりたいなら、ガラクタを手放して、スペースを作りましょう。自然に変化はやってきます。


その言葉を信じて、どんどん僕は散らかったものだらけの家を整理し始めたのでした。

そして、整理はただものを片付けるだけでなく、僕の心と向き合う、そんな時間にもなりました。

自分の気持ちが喜ぶものを残し、自分の気持ちを下げるものを手放す、

そのように習ったので、実践。


それは、つまりは、自分の基準で、自分の心の声に従って整理をすることでもありました。

つまり、ガラクタ整理は自分を大切にすること。


象徴的だったのはスーツ。

JICAで仕事をしていた僕はスーツをたくさん持っていました。JICAではスーツを着て、日本の省庁の方と打ち合わせをしたり、海外出張にいったり、途上国の象徴の次官と会うこともありました。

そんなスーツだったのですが、自分の気持ちを下げるものでもありました。


つまり、

スーツは僕にとってJICAで仕事をしていた頃の象徴。

自分の気持ちや本音は抑え、組織の一員として、周りの期待にこたえようと仕事をしていた頃の象徴です。「社会人なんだから」「JICA職員なんだから」「お金をもらって仕事をしているんだから」と、いろんな社会の「~すべき」の中で生きていた時に来ていたのがスーツ。


みんなの読んで良かった!