自分らしくを大切にする人生 その7 ~自分を大切にするためにJICA職員を辞める。そしてガラクタ整理との出合い。~

1 / 4 ページ

前編: 自分らしくを大切にする人生 その6 ~人生初、突然やってきた挫折。救急車で搬送され、仕事ができなくなって気付いた、「自分を大切にする」こと。~
後編: 自分らしくを大切にする人生 その8 ~ガラクタ整理で人生が好転。体調を崩し、JICAを辞め、将来の展望が持てない不安な時期から、一転、ガラクタ整理師となり、本を3冊出版することに。~

ある朝目が覚めると、世界が左に傾いて見え、左半身がしびれ、救急車で運ばれ。その体調不良の原因は自分を大切にしていないことだと気付き、僕はある決断をしました。



僕は大学院を卒業後JICAという組織に入りました。

大学院生のころから国際協力に関心を持つようになり、国際協力の大学サークルを立ち上げて、大学祭でお店を出したり、勉強会をしたりなどしていました。

JICAは独立行政法人で、日本の政府開発援助を行う組織。まさか僕が入れるとは思っていなくて、入れたときは本当に感動しました。



そこでの経験は僕は本当に感謝していて、JICAでの経験があったから、今こうしてフリーランスでがんばれていると思っていますが、

やはり大きな組織で、自分の意見だけでは動けない、組織の一員として動かなくてはいけないことが多かったのも事実でした。

JICAを批判したいとか、そんな気持ちは全くなくて、

ただ、僕は実際に仕事をしてみて、組織から期待される仕事をこなすことばかりを優先して、自分をどんどん「なおざり」にしてしまったのだと思います。

「社会人なんだから~すべき」「まわりは~と自分に期待しているんだから」

と、「べき」や周りの期待の中で、本当の自分の気持ちをどんどん押し殺していたのでした。


あたりまえですが、組織は組織の目的があって、僕を大切にするためにあるわけではありません。

自分を大切にして生きていくには、僕にとってはとてもしんどい場所でした。


大丈夫でなくても、「大丈夫です」と言ってみたり、

本当は嫌なのに、「大丈夫です」と言ってみたり、

自分の信念とは違うことでも、職員として発言しなくてはいけないこともあったり。。。


そしてある日起きた体調不良。2週間、仕事もできないし、日常生活もまともに送れないようなそんな日々。人生で最大の挫折でした。

しかし、それを通じて「自分を大切にする」ということを学びました。



「僕は今JICAで仕事をしながら自分を大切に出来ているかな。これから先JICAでずっと働きたいかな。」


立ち止まって自分に問いかけた時、答えははっきりと、


「NO」


でした。


あんなに入りたくて入りたくて、ものすごく入りたくて、

ものすごく努力をして入ったJICA。周りからもすごいねーと言われたし、安定もあったJICA。

でも自分の気持ちはもうそこに情熱を持っていなかったのでした。


「JICAをやめよう。」


突然の体調不良に襲われたのが30歳を過ぎたある年の6月だったのですが、

そのちょうど1年後の6月に僕はJICAを去りました。

みんなの読んで良かった!