【ミーハーの一念、岩をも通す】「QUEENに会いたい!」子どもの頃の夢を実現させたわたしの物語。第一章
2014年8月18日。
わたしは東京都内のあるホテル上階のバーにいました。
隣にはQUEENのドラマーRoger Taylorが座っていて、
彼はメニューを一つ一つ丁寧に読んで、モヒートを注文しました。
憧れの王子様が、
今、
わたしの隣に座って、
モヒートを飲みながら、
「昨日の大阪の雨には参ったよ。
湿気はドラムのチューニングを狂わすんだよ。」
「でも、今日は思い通りの音が出てゴキゲンだったよ」
なんて話してくれている。
これは夢?!
いいえ、現実です。
あの、
QUEENのRoger Taylorと、
バーでお酒を飲みながら話をしている!!
まさか、わたしの人生にこんなことが起きるとは!
これは、わたしの子どもの頃からの夢、
「英語が話せるようになりたい!」
「QUEENのメンバーに会って話をしたい!」
を実現させてしまったお話です。
わたしが初めて「英語」に触れたのは、
小学1年生の夏休み。
朝、NHK教育TVで子ども番組を見ていて、
見たい番組が終わり、
さぁ、何しようか・・・と思っていると、
つけっぱなしのTVで次の番組が始まりました。
見るともなしに見ていると、
コミカルな人形が、何やら意味不明な「言葉」を話している。
「おかあさん、これなにー?」
「はぁ? 英語だわ」
「ふーん・・・」
「英語」???
何言ってるんだかさっぱりわからんけど、
なんか、、、
すごーく、おもしろい!!
これが、わたしと「英語」の運命の出会いでした。
すっかり引き込まれて、
その番組の名前は「セサミストリート」
そして、夏休みの間中、毎日放送されると知り、
次の日も、またその次の日も、
番組を楽しみにするようになりました。
「英語って、、、、 おもしろい!!」
この時の感覚が、
その後、
じぶんの人生を決めることになるとは、
まだ知る由もなく、
ただただ、毎日、
ワクワクしながら番組を見ていました。
「セサミストリート」に出会い、
英語はおもしろい!という概念が植えつけられたわたし。
その後も、教育TVで放送されていた間は
ほぼ、欠かさず見ていました。
そんなわたしが、
「英語を勉強したい!」
と強く思い始めたのは、
洋楽に出会ってから。
小学5年生の時にBay City Rollersにハマり、
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