あたまにハゲができた話~ひでお物語~

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記憶をたよりに、書き綴る自分史
どこか盛りすぎているところとか記憶違いもあるだろうけどそんなことは記憶がないのでまあいいのだ。

たぶん3才くらいのこと

住んでいたところはその町の唯一の国鉄の駅の裏手のところで、その当時は昭和40年代中ごろの高度経済成長のはしりのころ
この町のさびれた住宅街のところに住んでいた
そこに広場があった。
広場までは子どもの足で数分でつくわけだけど、ひでおのお気に入りは三輪車だった。
三輪車でよたよたと広場までこいで行く。
きこきこきこきことこいでいく
道路はアスファルトなんてなくて土が舞い上がる。
きこきこきことこいでいく
アスファルトもなければ、その横にながれる側溝にふたもない。

きこきこきこきこ・・・・・どぼーん

なぜか側溝につっこんだひでお。
あたまからつっこんだのだろうか。気が付いたときは病院であたまに網のぼうし
こうしてあたまにハゲができた。

その後そのハゲに髪の毛は生えてこない


この出来事から数年後
あたまのハゲが大きくなる事件がおこるのだけども、それはずいぶんあとの話。


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