生後1時間で、赤ちゃんがどうしてしゃべり始めたのか?《驚異の胎教 vol.2》

前話: 生後1時間で、赤ちゃんがどうしてしゃべり始めたのか? 《驚異の胎教 vol.1》

次女あんずが、生まれたその日からしゃべり始めただけでなく、大好きな姉がそばにいなくなって淋しいという感情まで発達させていたことには、大変驚かされました。



しかし、生まれてからとても早い段階で  言葉を話し始めることは、我が家ではそんなにびっくりするような出来事ではありませんでした。



次女のあんずほどではないにしても、第一子のさとしは生後一月半で、第二子のさやかは生後四日目で話し始めていましたから。



しかし、一般的には、赤ちゃんが言葉を話し始めるのは生後一年から二年位のようです。

ですから、私の話はとっても残念なことに、デタラメか勘違いと捉えられてしまいがちです。



それでも、長男が生まれた後、信頼を寄せる三人の友人に、私が勉強し実践してきた胎教の話を伝えました。すると、彼女たちは理解を示して、真剣に実践してくれました。



Kさんは昔の職場の友人です。

わたしが伝えた中からいくつか実践されました。

3700グラムで生まれたSくんは、首の座りが早かったので、3ヶ月でB型ベビーカーを使用し、5ヶ月でつかまり立ち、歩き始めたのは10ヶ月。

2月生まれのS君、同学年のお友達のお母さん方から、発達の早さにいつも驚かれていたそうです。

そして、夜泣きすることもなく、ぐずらない、とても聞き分けのよいお子さんだったそうです。



Oさんは大学時代の友人です。高齢出産で、つわりがひどく、切迫流産の危険がありました。

実家がお寺のOさんは、お母さんに勧められて妊娠中お題目を唱えていたそうです。

また歌も歌ってあげていたそうです。

元気に生まれた息子さんは、夜泣きもせず、とても育てやすいお子さんでした。

言葉も平均より少し早く、1才前には「パパ」「ママ」などの単語を口にし、二語文で話したのは2才前だそうです。



Nさんは、わたしの出産の時お世話になった助産師さんです。

二人目を出産した時、病院で授乳中に胎教をお伝えしました。

その後結婚され、二人の子どもさんを妊娠中に実践されました。

二人の子どもさんは、どちらもとても育てやすかったそうです。

また二人とも言葉が早くて、赤ちゃんの時から大人のようにハッキリと話すので、おばあさんがとてもビックリされていたそうです。




友人達も実践し、育てやすくて発達が早いと喜ばれた、私の胎教生活は、長男がお腹に宿ったのを告げられた時に遡ります。



十代で胎教という育て方を知り、「自分が妊娠したら絶対に胎教をして育てたい」と思っていました。



私が初めて胎教という言葉に出会った1980年頃は、胎児も新生児も、何もわからない、何もできない存在だ、というのが一般常識であったように思います。


そんな時代に胎教というものを知りました。

そして 結婚し妊娠するまでこの希望を温めてきました。



ついに、待ち望んだひとつの小さな命が宿ったのを知ったその時から、ひとりの人格としての赤ちゃんがそこに存在しているかのように扱ってきました。


朝起きたら「おはよう」と挨拶し、

朝食の食卓に上っている物をひとつひとつ説明してやり、

一緒に味わいました。

お父さんに「行ってらっしゃい」の挨拶を一緒にした後は、お父さんは会社でこんなお仕事をされているのよ、と話して聞かせました。


お料理やお洗濯、お掃除にお買い物、何をするにもお腹の中の赤ちゃんと一緒でした。


童謡を歌ったり、絵本を読んだり、それはそれは楽しい時間でした。


お腹に赤ちゃんがいて、その赤ちゃんと一緒に過ごせる、その幸せに満たされているのでした。




初めて妊娠した時、夫に「赤ちゃんは何でもよく聞こえているし、何でもよく理解しているそうなのよ。だから挨拶したり、外であったことをお話してあげてね」とお願いしました。


でも夫は信じられない様子でしたし、照れくささもあったのだとと思います。

挨拶さえも、なかなかしてくれませんでした。


夫にも一緒に胎教をしてほしかった私は、嫌がられないように、でも根気強くお願いをし続けました。



そうこうしているうちに、いつしか挨拶したり話しかけたりしてくれるようになりました。


そして日課にまでなっていったのです。



すると、出張先から電話をくれる時も、お腹の赤ちゃんにお話してくれるようになりました。



こうして、赤ちゃんと3人の生活が始まっていったのです。


でも問題はありました。


すぐ近くにあった実家に、わたしは妊娠中もよく顔を出していました。


実家でも普段通り赤ちゃんに話しかけている私を、母は温かく見守ってくれていましたが、父は露骨に「何を馬鹿げたことをやっているんだ。お腹の子にわかるわけがない」と頭ごなしに否定しました。


「そんなことないわ。

    ちゃんとわかっているわよ」

悔しくて言い返しながらも、自分も初めての試みです。

世間でも認められていません。やっぱり何度も不安になりました。


父の言葉に心が折れて胎教を続けられなくなくなるのが怖くて、父の前でだけは赤ちゃんに話しかけるのを止めました。


胎教のチカラを信じて心穏やかにできる時だけ、赤ちゃんとの時間を大切に過ごすようにしました。



そう、

いつもいつも赤ちゃんと楽しい時間を共有することだけに心を傾けました。

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