屋久島へ自分探しに旅立った男の話~第一話 屋久島への旅路の前に~

1 / 3 ページ

後編: 屋久島へ自分探しに旅立った男の話~第二話 屋久島上陸~

プロローグ


10月某日、朝7時。

外は、強烈な風が吹き荒れ、猛烈な雨が降っている。


場所は、羽田空港のロビー。

飛行機は飛ぶのかと心配そうに電光掲示板を見ているたくさんの人々。

電光掲示板は、欠航の文字で埋め尽くされていた。


そんな中、鹿児島発の飛行機に乗るため、大きな荷物を抱えながら、

ある一人の男もその電光掲示板を眺めていた。


この物語は、屋久島へ自分探しに旅立った男の信じる心が奇跡を起こした話である。


屋久島への旅路の前に

あるところに自分探しの旅をしている男がいた。

その男の名前は、岩間。


岩間は、「自分とは何者なのか?」の答えを探すため、自分探しの旅をしていた。


時には、自転車の旅をしたり、

時には、富士山に登ったり、

時には、滝修行に行ったりと。


だが、自分を簡単には見つけられなかった。

諦めきれず、次の旅先はどこか探していた。


そんな中、テレビを見ていると、ふとある特集がやっていた。

それは、屋久島の特集だった。


その特集を黙って見ているうちに

「もしかしたら、屋久島に行けば自分が見つかるんじゃないか」

そんな小さな希望を持ち始めた。


その希望は、日を追うごとに大きくなり、ついには「屋久島に行こう!」という決断をすることとなった。


決断した後の岩間は、早い。

自分探しの旅恒例のルールを決める。


①一人で行く

 →一人じゃないなら、自分探しの旅じゃないから。


②縄文杉は必ず見る

 →これは必須。


③できるだけ安い旅費にする

みんなの読んで良かった!