太陽が生まれたハーフマイルビーチ その10

前話: 太陽が生まれたハーフマイルビーチ その9

今年の逗子海岸、夏の海の家も8月末を待たずにクローズ。夏が去るのは早いものだ。また来年までお別れ。

総じて来客数はそこそこだったのでは無いだろうか。

若者たちが多かったが、家族連れもちらほら。

平日だと近隣からと思しき外人の子供達も。

海の家は店によって繁盛具合に大きく違いが。

ビキニ姿のお嬢さんを客引きに使っていたビーチハウスは閑古長が泣いているかの様にガラガラ。

(こりゃ赤字で資金回収できてないな)という店もチラホラ。

一方で昔ながらの「海の家」は安心感もあってか家族連れ、グループで一杯。

逗子駅周辺の店が出す海の家も目についた。


昨年に引き続いて行われた海上に設置されたスプラッシュウオーターパーク。

大人1500円、子供1000円で1時間と決して安くない料金だったが毎回大勢の人が参加。

ボートで渡るのには更に料金が掛かるので、ジャケットを着て泳ぐ人が長い列を作っていた。

企画としては大成功と言えるだろう。来年も行われるのだろう。


先にも書いたが客層は比較的大人しかったのでは。

逗子駅前のバスターミナルでは葉山方面に行くバス停に派手な男女が長蛇の列をなしていたので、騒ぎたい人達はそちらの方に行ったと思われる。

ビーチバレーの大会などイベントも行われたようだし、「葉山」という名前の方が逗子よりもおしゃれなのかもしれない。

結果的に、今年の逗子海岸は親子連れや年少者にも安全なビーチであったのでは無いだろうか。


8月28日で海の家はクローズとなったが、2日後に海岸を訪れてみると海の家は解体中。

また来年お会いしましょう、とベニアが丸出しになった海の家に別れを告げて海岸を去った。




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