母がアルコール依存症だと気づいてから10日間地獄を見た話。7日目。

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前編: 母がアルコール依存症と気づいてから10日間地獄を見た話。6日目。
後編: 母がアルコール依存症だと気づいてから10日間地獄を見た話。8日目。

闇金事務所


超回復。

母は顔色が随分と良くなった。

顔つきも柔らかい。


おかゆを昨日から食べ始め、食事を経口で摂れている。


何よりも幻覚がないようだ。

落ち着いていて、いつもの勝ち気な母に戻り始めていた。


ただ、借金の返済が頭から離れないらしく、落ち着きがないのは変わらなかった。



返済に行く。お父さん、車で連れて行って。



行く、と言ってきかなかった。

とにかく返済期限が迫っているのだ、と。


昨日1日寝ただけなのに、またお金のこと?

まだそっとしてあげたい。

ゆっくり寝て欲しい、と思った。


心配だったので私も付いて行った。


銀行かな?とのんきに思っていた私。

着いた場所は闇金事務所だった。



怯えて震える母


いつもの勝ち気な感じで入店した母。

長机が2台縦に並べて置いてあり、パイプ椅子が4つ。


奥のパイプ椅子にはおばちゃんが一人座っていた。


今日はこれでお願いします。


と何枚かの一万円札を差し出した。

すると奥からスーツ姿の男性が出てきて、何も言わずに携帯電話を母に渡した。

私が横にいるからか、直接は何も言わない。


みんなの読んで良かった!