専門学校中退で仕事もろくに続けられなかった私が独学の勉強の英語とハッタリで得た仕事で海外に出る機会を得て人生が変わったこと

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今度はアメリカへの語学留学にトライしました。


初めてのアメリカ、それはサンフランシスコでした。


とても貧乏な生活をしていましたが幸福度はこの上ありません。


なぜならそこは、私が私自身でいて初めて

You are great!

と受け入れてくれた街だからです。



逆カルチャーショックと鬱


お金を使い果たして日本に帰国。


しかし逆カルチャーショックで日本社会に馴染めず鬱になり

どうにか手段を考えてまた海外に出るの繰り返しでした。


そんな期間に、バックパックで世界一周を果たしたり

その後はフランス資本のリゾート会社の施設の仕事で

南の島々を渡り歩き

いろんな人種のスタッフと仕事をするのも

良い経験となりました。


30歳になる時に

自分は世界のどこにででも暮らす自信はあるのに日本社会に生きる自信だけはない

ということに気づき日本に挑戦帰国

どんなに苦しくとも最低一年は勤めあげる目標で働きました。


その時にバブルが弾け、3年務めたところで自分に納得

生きる場所は英語圏の海外だとまた日本脱出を試みたのです。


それから20年以上の月日が経ち

生きにくいと思っていた日本社会も

少しずつ私にとって優しい国に変わってきました。


それは時代の変化もあるでしょうが

私自身がやっと大人になってきたという理由もあると思います。



オリジナルの自分はノマド


国際結婚の20年の間に私はオリジナルの自分を完全に失いました。


そして、本来の私自身に気づき始め

精神的独立を果たし離婚に踏み切ることができたのです。


歳をとってしまったものの

過去の自分を思い出しながら経験する海外のロングステイ。


羽が生えているような自由と冒険を満喫しています。


自分には日本とアメリカ以外でも住む場所の選択種があります。


それは異国のカルチャーに合わせられる柔軟性と

英語に不安がないという利点があるからなのです。


訛りを恥じるティーンエイジャーの私が

こんな人生の展開を得るとはなんとも面白いものですね。




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