〜僕たちを本気で変えた「悪夢の病院出産」〜

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それでも授乳してる時間は痒みを少しでも忘れられたので、

1時間ごとの授乳も乳首の痛さも

痒みに比べたら苦ではありませんでした。

 

湿疹の原因は、促進剤の副作用と、

促進剤の陣痛の強すぎる痛みによるストレスでした。


医者はすぐにステロイド剤を処方しましたが、効きません。

一番強い薬を処方され、塗りましたが、酷く悪化してしまいました。

 

入院中、赤ちゃんは押し車に乗せて移動することが義務付けられていました。

そして、人工ミルクをどんどん出されました。

 

寝ていて飲まないと、

看護婦さんが無理やり赤ちゃんを揺り動かして起こし飲ませました。

 

赤ちゃんは笑うことなく、ひたすら眠り続けていました。

  

退院する日、最後に会陰の状態をみるからと、

まだ傷がぐじゅぐじゅで血が出ている膣の中に冷たい機械を入れられました。

酷い痛みで怒りがこみ上げました。

 

退院してからも、痛みや痒みとの戦いで、出産の何倍も辛かったです。

完全に治るまで3か月ほどかかりました。

 

肌に残った湿疹の浅黒い跡を見る度に落ち込みました。

もう、ビキニは一生着れません。

 

当時、無知だった私たちは、医者に従うしかありませんでした。

 

そこに私の意志はなく、されるがままでした。

ただただ我慢して、従っていたのです。

 

でも、『これは違う』

何かが違う。そう私の心は叫んでいました。

 

何が違うのか??何が間違っているのか??

 

続く…

 


ここまで長いストーリーを

最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。

 

少しでも、何かを感じていただければ幸いです。

 

続きが読みたい。という方は

感想とともにコメントをいただければとっても嬉しいです。

 

僕が世の中に与える影響なんてちっぽけなものかもしれない。

僕は医者でもないし、専門家でも、政治家でも何でもない。

ただの30歳のオヤジに過ぎない。

 

だけど、そんな僕でも出来ることがある。

 

僕にしか出来ないことがある。

 

僕は「常識という名の洗脳」に全力で立ち向かっていく。

 

二タ見剣一



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