Disney行きには乗れるのに、人生を変える新幹線には乗らないの?①
【東京とディズニー、何が違う?】
電車でGO!なんてゲームがありましたね。昔よく遊んでて、事故ばかり起こしてました。電車はゲームよりリアルで乗るに限ります。
私は今、月1~で東京に通い、「才能」「ビジネスの仕組み」などについて勉強しています。お仕事でも行くことはありますが、お仕事は自宅でSkypeミーティングや会議ができるので無駄に動かずに済んでいます。
何が幸せかって言うと、大好きな新幹線に月1で乗っているっていう地味な幸せです。(小2レベルでプラレールが大好きです!)
私はセールスコピーライターになると決めてから新潟を出る機会が増えました。
4年ちょっと前から東京に定期的に行くようになりましたが、遊び目的なんてほとんどない…(笑)※遊びは好きですが、人混み・五月蠅い・空気悪い(喘息)の3拍子が苦手なため、そういった場所で遊ばないだけで温泉や旅行、海、山は好きです!
新幹線に乗って、具体的に何をしてきたかというと「人生を変えること」をしてきました。
人生を変えるために「仕事」を変えました。ネイリスト起業から、まさかのセールスライターへ転身で今日に至ります。
それから「付き合う人」を変えましたし、「お金を使う場面」も変えました。「1日の時間配分」も変えました。
私にとっての「新幹線」は人生の行き先を変える乗り物。行き先はディズニーランドでも、スカイツリーでもない。東京のとあるビルの一室。
そんな私に面白いことを言う友人が増えてきました。
「東京に行ってるの?すごいね!」
私にとっては不思議な言葉。
だってあなたたち…
「えー、でも、それとこれとは違うよぉ」
今思うと、東京に行ってることについて言ってるのではなく、こんなことが言葉の裏側に隠れていたんだなと思います。
【あんた、東京をとるの?とまで言われた】
仲のいい友人は、私の行動を見て頼もしいと思ってる人もいただろうし、心配していた人もいただろうと思います。
「すごいね」に集約された本当の言葉は、
・「小さい子供置いて、大丈夫なの?」
・「知らない場所、知らない人になんて会いに行って大丈夫なの?」
・「家族に反対とかされないの?」
・「そんな仕事あるの?そんな勉強して稼げるの?(怪しさいっぱい)」
・「どうやってその時間とお金作ってんの?」
面と向かって言いにくいことを「すごいねぇ」に集約して伝えてきたんだろうな、と。
軽蔑ももちろんあって、「すごいねぇ」なんて言ってた人がある日突然、
「あんた東京をとるの?今までの付き合いの私たちと、初めて会うようなよくわかんない人、どっち選ぶの!」
と目の前で吠え出したこともあります。
今では笑い話ですが、この批判のおかげで人間関係をサッパリできたので心底感謝しています。
だって…「こういうこと言う人、友達でもなんでもないや」って吹っ切ることができましたから!
神様が他者を通してそのタイミングをくれたんじゃないかな?って思ってますし、そんな嫌な役割を引き受けてくれるために存在してくれていたかと思うと…感謝以外ないです。(嫌味じゃなくてね^^)
【もっと気軽に自分の人生を手に入れよう】
そう思えるようになったのは新幹線に乗り慣れた頃、ライターになって色んな起業家さんとお話しする機会が増えてきてから。
新幹線に乗って出会った人たちを経由して、さらに出会う人たちが変わり始めました。
書く仕事の依頼の際は「ヒアリング(インタビュー)」をさせてもらうので、仕事の中で一番リアルな成功法則に触れることができたんです。
そこからわかったことは「成果を出している人ほど紆余曲折も味わっている」ということ。
特に同じ女として活躍する女性起業家へのヒアリングは、成功するまでの道のりも聞くことが出来て考え方を得る素晴らしい勉強にもなりました。
こういう仕事をしているので少し下世話な踏み込んだ質問もします。その質問の際はフェアを心掛けてるので私も自身の話を持ち出すことがあります。
そうすることで「私もそうだったよ!だから今があるの!そういう経験はラッキーだよ!」という彼女たちの最も深いストーリーに触れることができたのです。
彼女たちの成功観と当時の私の成功観には圧倒的な違いがありました。
【幸せな働き方もプライベートも<自分サイズ>】
この成功観はとても新鮮でした。
ライターになった頃、周りに〇億円プレイヤーが普通にいたりして「億が稼げないライターはダメライターなんだ!」と思い込んでいました。圧倒されて「敵うわけないじゃない!」と思った時もあります。
どんなに「なべまきさんはセンスがあるから!」と言われても自信が持てずにいました。
成功は稼いだ額がすべてだ!と物差しの基準を私自身が見失っていたから。
「せっかく書けるんだから、新潟じゃなくて東京出てきなよ」と言われても「無理なものは無理!子供置いていけないでしょうよ!」というどうしようもない現実が足かせのように思えた時も。
女って、色々面倒くさいよね。体のこととか、人生のバイオリズムも人生設計も。
いろんな肩書が追いかけてきて、いくつ仮面をつければ世間で上手くやっていけるんだろう?
猫みたいに気まぐれで、気分だけで息している生き物が成功するって、難しいよ。
少なからず、私はこんなことを考えていた時期もあるし、自分と自分を取り囲むジレンマに相当ヤられた時期もありました。
「自分サイズ」で働いて「自分サイズ」の居心地よい世界を実現する。
この考え方はしっくりきたんです。
私は子供が好きだし(放任ですけど)、予定を決めるのも子供第一にしています。子供に見える仕事をしているし、もっと動きたい!という相談もしています。
現段階では「高校生になったら好きなところ、どこ行ってもいいよ。何日とか空けてもいい。ただし、お土産忘れないでね!あと高校卒業したらどこに住んでもらってもいい(外国でもいいそうだ)。それまではもうちょっとここに居て?」というのが私と子供との結論。
今、東京で出会った先生もまた「才能経営・人財育成」の人であり、私は「自分の才能と自分サイズ」を見直しながら「もっと価値のある人」になるが如く勉強しています。
もし、今、これを読んでいるあなたが似たようなジレンマに晒されているなら、私のカッコ悪い昔の話も何かの役に立つかもしれません。
今後の話を読んだ後、あなたが次に乗る新幹線の行き先がディズニーランドではなくなっているかもしれません。
夢の国と夢を掴める世界は違うものだ…と分かった人から「MAXとき」に乗ればいいと思います。
MAXときに乗って「自分サイズの居心地良い人生をMAX楽しむんだ!」というきっかけになることを願って、私はこれからカッコ悪いストーリーを綴っていきます。
次回は、自分サイズの居心地の良い人生を手に入れるために、MAXときで最高に居心地悪い世界に飛び込む話です。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?

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