偏差値35だった僕が名門大学に入学し 在学中に公認会計士試験に合格した話。5

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背水の陣の2浪目

これで最後と決めて再度受験にチャレンジしました。 なにをやるか、どうやるか、徹底改善しました。

1浪時代1日20時間くらい一人で孤独に勉強し、結果不合格でした。

一人の努力には限界があるんじゃないかと思いました。

そこでつきあう友達を思い切って変えました。

地元の中で、頭のいい高校の3人です。 絶対に音楽室で花火をやったりしないようなタイプです。

早稲田、慶応に行った実績がある高校で、そこの人たちと一年間勉強したんです。 そうすると気づきも多くて、成績も上がり、

立命館大学産業社会学部に合格しました。

「お前は頭が悪いから浪人しても大学には行けないだろう」

父はそう言いながらも200万円かけて浪人させてくれました。 自分が父の立場だったら、僕みたいに頭悪い奴は働けと言ったでしょう。 父はなんだかんだ僕のやることを支援してしてくれました。 大学だって京都に行ったので仕送りしてくれました。

だから結果で返すんだって思いました。 感謝を結果で返し続けて親孝行しようと心に誓いました。

最高難度の資格試験に挑戦

僕は大学合格がわかった途端に、次の目標を在学中の公認会計士試験合格に定めて、 すぐに1日16時間以上の猛勉強生活を再開しました。

いっておきますが、僕はドMでも受験オタクでもありません。

現実的に自分自身の状況を分析してみると、 間違っても浮かれている場合ではないとすぐわかったのでした。

まず2浪している時点で、日本の企業の新卒採用では 事実上ハンディキャップを抱えているのは明白です。

そうなってくると不透明な日本経済の将来性や僕自身の何の保険も保証もない将来設計 を考えると、”お金持ちになる”道筋はそう多くないのは大学一年生でもわかりすぎるほど分かりました。

お金持ちになるには

大企業に就職するか

起業するか

難関で誰も持っていない国家資格を取得するか

が一般的だと分かりました。

大企業へ就職するのに、新卒一括採用が幅を利かせている以上、 僕には2浪の壁があります。

起業するには相当の知識と経験と努力が必要で、僕には難しいだろうと思いました。 そうすると残るのは”難関の資格”です。

医者、弁護士、公認会計士のうち、お金持ちになるには、 お金を扱う公認会計士の方がセンスが磨かれて、 自分がお金持ちになる道を開拓していけそうだという感じがしたのです。

将来はお金の専門家になって食いっぱぐれのない人生を歩みたい、と思いました。

こうして僕は、在学中に公認会計士試験合格、さらには在学中に監査法人に就職を決めて働き始 めてしまうことにしました。

そして、TACというそのジャンルでは実績のある学校に通うことにしました。(6へ続く)

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