私の宝石物語〜タンザナイトvol.1〜

次話: 私の宝石物語〜タンザナイトvol.2〜

なぜか昔からに惹かれる。


龍と名のつく神社仏閣はもちろんのこと

龍の装飾や天井画、彫刻や絵には自然と目がいく。


中国でも紫禁城に案内された時、龍の彫刻に目が止まり

ガイドさんから五本爪の龍は皇帝の象徴であることを教えてもらった。


その栄光・恩恵にあやかれるよう、

時の権力者たちは爪を4本にして置物を作らせたという。


帰国後、日本の龍を見ると3本爪が多いことに気づくが

最近の天井画や彫刻等では5本爪の龍をみることもあり、時代の流れを感じる。


そういえば、沖縄の首里城では4本爪の龍が多い中、5本爪の龍がいて珍しいな、と思ったら

よく見るとそれは中国の皇帝からの贈り物だ、と説明書きされてあり納得したっけ。



宝石にエネルギーがある


ということを全く知らなかった頃。


私が最初にそのエネルギーを体感したのが

タンザナイトだった。


この石の持つエネルギーは

まるで昇り龍のような力強さ。

自分の内側から螺旋を描いて頭を突き抜けていく感覚が心地よい。

だから龍神のエネルギーとも言われている。



その効能といえば

1 運気を高める(人生のあらゆる面での運気を高めてくれる)

2 精神を安定させる(心と霊のバランスを整え、精神性を高めてくれる)


とりわけ、

熱処理が施されていないナチュラルタンザナイト(=ファンシーカラータンザナイト*以下FCタンザ)がヒットしたものだから、私は有頂天になった。


なぜなら

FCタンザナイトは運気を高めてくれる石の中でも

劇的な変化をおこすチカラがある、と聞いたからだ。


その運気が上がる石とシンクロする私って・・・すごいんじゃない?って思ったし

それだけのものが私にはあるんだ!と

根拠のない自信がさらにくすぐられたんだな(笑)



その時はただ、体感しただけだったし

宝石のエネルギーがなんたるものなのかがよくわかっておらず

購入には至らなかった。


けれど、その体感はずっと覚えていて、

いつか自分にぴったり合うタンザナイトに出逢いたいな、なんて思っていた。


その体験が2,012年9月のこと。


「宝石のエネルギー体感講座」という、

何とも魅力的な言葉にビビッときて、参加したのが最初の体感だった。


後に相棒となるhitomiとの出会いもその時。

もちろん、その時は知る由もなかったが。


その件は私の宝石物語〜ギンザベルエトワールとの出逢い編〜にて後ほど書こうと思う。



月日は流れ、

およそ1年後。


梅雨明け間近の夏の暑い日のことだった。


いつものように月初にサロンに行き、

今月の宝石はどんなものがあるのか

一つ一つhitomiのオススメの宝石を見ていく。


ある石に目が止まる。

そう、憧れのFCタンザナイトだ。



なんだか・・・

この石はヒットするような気がする。


おそるおそる、左手にのせてみると・・・



キター!!!
この感覚!お久しぶりっ♪♪



スーッと頭に抜ける感じ。

そして自分のカラダが心地よいアツさに包まれる。



その体感を楽しんでいると

おもむろにhitomiがダイヤモンドを乗せる。



乗せた瞬間・・・

ジェット噴射したかのような感覚。



例えて言うならば

ロケット打ち上げの第2段階を体感したような・・・。

(コレ、伝わる?^^;)


つまり、もっと力強い感覚が私を包む。



ちなみに・・・

ダイヤモンドは特定の症状に効果を示すというのではなく、

人の心とカラダのエネルギーを全体的にたかめてくれるチカラがあり、

さらには他の色石のエネルギーを引き上げてくれるチカラがあるのね。


なので、タンザナイト単品よりもダイヤモンドをプラスすることで

ぐぐーんとパワーアップしちゃった、というワケ。



それまでの私は

魂系の石や浄化系の石ばかりヒットしていたから

もう過去のそういうものはクリアできたんだ、という証拠だとも感じた。


この辺りのことも後ほど気分が乗った時に書くことにしよう



即、FCタンザにダイヤモンドを組み合わせた作りのペンダントトップをオーダーした。


3週間後、そのペンダントが届いたのは

マヤ暦の元旦だった。

何かが変わるな、そう感じた。



実際、そのFCタンザを迎え入れてから

色々なことが変わった。



まずは仕事。

仕事で企業の研修や学校関係の講演の依頼が増えた。


一般向けに開催している講座も増えたし

それにつれ、知り合う人も増えた。


一人になって自由になった分、

活動範囲もかなり広がった。



「自由」


もともと自由人だったのに

自分を押さえ込んでいた数年間。

その囲いから解き放たれ

ステージが変わったのだ、という感覚をひしひしと感じた。


続く


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