フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第18話

1 / 8 ページ

前編: フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第17話
後編: フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第19話


《ここまでのあらすじ》初めて読む方へ

大学生の篠田桃子はあることがきっかけでショーパブ「パテオ」でアルバイトをしている。葛藤や苦難を乗り越え徐々に野心に目覚め自分の居場所を見つけ出そうとする桃子。そこへ突然、大学の助教授、苗代がパテオへ顔を出す。表向きは学生想いの優しい先生である彼は、桃子に脅迫じみた言葉を言いパテオに通うようになるのだった。




春になり、私は無事に3年生へと進級した。


同じ学科の生徒は三分割され、それぞれの担当教授のもとでゼミが展開される。




後で分かったことだが、私が売春しているという噂を広めたのは、やはり由美だった。


根も葉もない噂…というわけではないが


何でそこまで言われなきゃならないのだろう。



確かに彼女は成城のお嬢様で私とは、育った境遇が違う。当然価値観も…


元彼の拓也と同様に、キャバクラで働くような女を心底、軽蔑するのも分かる。




でも入学当初、1番最初に私に話しかけてくれたのは彼女だった。


仲良くなり、週の半分はカラオケやショッピングなどしていつも一緒だった。


色んなわだかまりはあったけど、ここまで嫌悪されるだなんて…


人間関係とは一寸先まで分からないものだ。


恐ろしいものだと思った。



幸運なことに由美は仲間たちと共に他のゼミを取ったので


これからは、そんなにしょっちゅう顔を合わせなくて済む。





みんなの読んで良かった!