フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第22話

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前編: フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第21話
後編: フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第23話

愛と恐れ

《ここまでのあらすじ》初めて読む方へ


普通の大学生だった桃子は、あることがきっかけでショーパブ「パテオ」でアルバイトをしている。野心に目覚めた桃子は少しずつ頭角を表し店の売れっ子へと上りつめていく。そんな最中、大学のゼミ担当の教師から脅迫まがいのことをされ、ついには襲われかける桃子。それを店のボーイを取り仕切るチーフマネージャーの佐々木によって助けられる。その夜を境に粗野で皮肉屋な男だと思っていた佐々木に対して桃子の気持ちが急激に変化がしていくのだった。






母を苦しめた父を私は知らない。


生きているのか死んでいるのかも。




母が言うには、ギャンブルに狂う前までは真面目で堅実な人だったらしい。




父の豹変ぶりと裏切りに母がどれだけ苦しみ、悩んだことだろう。




でも1番辛かったのは愛する人を、憎まねばならないことだ。




女にとってこれほど惨めな人生はない。






私は幼い頃から、それを本能的に知っていた。




私にとって男性は脅威だった。




父は母の幸福だった人生をドン底にした。


みんなの読んで良かった!