西海岸からやってきた「普通」の大学生である僕が、ボスキャリで大切にしている「スーツ・就活・履歴書」より大事なこと 

2 / 2 ページ


これから留学したい人や過去に留学をした人は、留学先のまとまった正確な情報がなかなか見つからなくて苦労した経験に身に覚えはないでしょうか? もしくは、はじめての留学ということで、不安だから、留学エージェントを利用して、ぼったくられたり、後悔した経験はないでしょうか?


ぼくも、同じような問題や被害にぶちあたったことがあります。だから、そんな問題を解決するため、ぼくは、留学を経験した人と留学に興味がある人をつなぐウェブサービス・留学codeを開発しました。ひとことで説明すると、「これから留学を考えている相談側と、留学経験や留学情報をシェアしたい留学メンター側の『オンライン無料留学相談』サービス」です。




もちろん、留学メンター側にもメリットはあります。こんな感じになっております。



ぼくは、人の話しを聞くのが好きだっただけで、決しておしゃべりではないので、パーティーみたいなイベントに参加すると、隅っこで、スマホを開いてしまう、極度の人見知りで、自分のことを話し慣れてなかったんです。しかし、何百回というプロダクトのデモやユーザインタビューを経て、さすがに慣れました。もう人前で話すことが億劫でなくなりました。だいぶ人見知りじゃなくなったと思います。


1番大切なのは、評論家や傍観者モードにならずに、「自分」が何をしているかや何かに一生懸命であることだと思うのです。



3. “履歴書”より“プロダクト”を語るほうが、かっこいい!


就職活動で絶対に提出しなければいけないもの、それは「履歴書」です。就活生は、常に、「履歴書」で判断され、「履歴書」でふるい分けられます。「履歴書」でお祈りされます。「履歴書」で一喜一憂します。「履歴書」で比較します。「履歴書」で人を見下します。「履歴書」で人を崇拝します。


そんなに「履歴書」って大事なんでしょうか?


「履歴書」に意味がないといっているわけじゃないんです。ただ、「履歴書」って他人を評価するときに誰でも使える指標なので便利ですよね。自分の過去の栄光に浸ったり、自慢するのに便利ですよね。人事の人には、エントリーがいっぱいあった時に早く帰るためにより所にするのに便利なんでしょう。


ただ、ぼくは、そんなダサい指標だけで人生の方向性を他人に決められたくはないんです。


ぼくが、男性、女性に限らず、「人をかっこいい」と思うときは、その人が、コネクションを自慢してるときでも、過去の武勇伝を語ってるときでも決してないんです。「今」自分が夢中になっている「プロダクト」や「プロジェクト」や「研究」を、自分の論理で、目を輝かせながら語っているときなんです。


ぼくにとって、「履歴書」とは、その人の過去を指すものであり、今を指すものではありません。


ぼくが思うに、その人の「今」を指すものとは、「プロダクト」や「プロジェクト」や「研究」です。


アメリカ大統領選が記憶に新しいですね。新トランプ大統領が否定する「移民」の子孫は、ガレージでAppleやGoogleを作って結果的に世の中を変えました。選挙戦など戦わないで、ある理想やビジョンを掲げて、その理想をまるで知らない人々にも使われて、静かに世の中を変えていく力が、「プロダクト」や「プロジェクト」や「研究」にはあると思うんです。それも今なら、インターネットのおかげで、それを個人・数人のチームから数十億人に向けて、国境を越えて実現することができるんです。


評論家や傍観者モードにならないで、「今」自分の「目の前」のことに一生懸命になっている人のほうがかっこいいと思うのです。だから、ぼくは、面接官に、ぼくの「履歴書」を見せる道より、留学生に、ぼくの「プロダクト」を見せる道を選ぶことにしました。ぼくのプロダクトはこちらです。




韓国からの移民の子孫で、日本の選挙権がないため政治に関心が低かったぼくにとって、今回ほど勉強になった選挙はありませんでした。今回の選挙は、本当にいろんなことを考えさせられました。このタイミングで、アメリカにいれてよかったです。かといって、ぼくはこの教訓を投票に反映させることはできません。僕にできることといえば、プロダクトを作ることくらいです。


この経験をプロダクト作りに活かしていきたいと思います。


最後に、


ぼくの行動は、「奇抜」ではなく、「普通」である


さて、ぼくはアメリカ西海岸から東海岸のボストンにはるばるやってきたわけですが、アメリカ西海岸のドヤ顔といえば、この人、スティーブ・ジョブズですよね?



そして、なんか言ってますね


Stay hungry, Stay foolish!!

日本語に訳すと、


ハングリーであれ、変人であれ!


彼のことはすごいと思っていますが、ぼくは、実は、彼のこの言葉は、好きじゃありません。前半部分の、「ハングリーであれ」という部分は、大変共感するのですが、どうしても後半部分が納得できないのです。「変人であれ!」ってどういう意味なのかさっぱり理解できないのです。


どうして自分で「自分は変だ」、「自分は愚か者だ」って思いながら「ハングリーであれる」というのでしょうか? この言葉、冷静に考えて、矛盾してませんか?? 少なくとも自分の中ではそれが正しくて、それが「普通」と思ってるから「ハングリーに頑張れる」ものなのではないのでしょーーか? 


ぼくにとって、「普通」という言葉の定義は、「自分にとって当たり前のこと」です。

要するに、ぼくは、「自分にとって当たり前のこと」しかしていないんです。


ボストンキャリアフォーラムのようなイベントでカジュアルな服装を着ていたりすると、「なんだお前は奇を狙った目立ちたがり屋め!」などと思われがちですが、ぼくは、そういう感じの人間ではなくて、それなりの考えと目的があってボストンキャリアフォーラムにこのように参加していただけなんです。


そういう視点で、もう一度タイトルやぼくの文章を読んでみると、ぼくの考えや行動は、かなり筋道が通っていて、いたって「普通」に見えるはずです。


ここまで読んでいただけた方なら、この筆者は「普通」の人で、自分のプロダクトのために、「普通」の行動をしたまでだということは、もうおわかり頂けたかと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます。


(今読んでいるボストンキャリアフォーラムに参加している方へ。いち学生として、ボスキャリに魅力を感じるのも理解できますし、ぼくの表現に憤りを感じる方がいるのも予測できます。1年前のぼくでしたら、同じようにぼくの表現に反発したかもしれません。日本の就活文化に洗脳されていたぼくが、洗脳をといた反動でこのように書いてしまったご無礼をお許し下さい。もしあなたが幸せなら、それは素晴らしいことです。ボスキャリで仕事を手にし、幸せに働いている尊敬できる友人もたくさん知っています。日本の就活文化を冷めた目で見ているぼくですが、人の幸せを踏みにじるつもりも、人を見下すつもりも全くありません。この文章を読んで、不快に感じ、傷ついた方がもしいれば、申し訳ありませんでした。謹んでお詫び申し上げます。そして、ここまで読んでいただきありがとうございました。)



「留学業界」の「普通」の(あるべき)姿について


ぼくが作ったプロダクトである、留学codeは、東京にいる人も沖縄にいる人も田舎にいる人もヨーロッパにいる人もアフリカにいる人もアメリカにいる人もみんな同じように、無料で留学情報や留学生にアクセスできて、アメリカでもカンボジアでもラオスでもフィンランドでもどこでも留学できる世界を実現したいです。


ぼくたちは、それを「留学 is everywhere for everyone」と呼んでいます。


シンプルなサービスだけど、ぼくは、留学codeが、最も留学生フレンドリーなサービスの原型であるという結論に行き着きました。留学codeは、古臭くて、既得権益の巣窟になっている留学業界に、一石を投じ、新しい風を吹かせられるものだと心から信じています。グローバルなんとかとか留学業界の市場規模がいくらとかそういう難しそうなことはよくわかりません。でもなんとなく、世界はぼくが思い描いている方向に進んでいきそうな気がするんです。だってそれが、


「普通」だからです。



企業の方へ:ディナー募集!


こんなふざけきった文章に最後までご付き合いいただきありがとうございました。ぼくは、コネクションにも履歴書にも興味はありませんし、持参してませんが、おいしいご飯が食べれると噂のボスキャリのディナーには大変興味があります。「履歴書」は持っていませんが、お箸と大きい胃袋は持参しています。もし、この文章を読んで興味を持たれた方がいました、ぜひ、おいしいご飯を一緒に食べたいです。好き嫌いはありません。ただ、しいたけは嫌いです。

連絡先は、こちらです。hidetaka.koh@gmail.com


力を貸してください!留学codeプロジェクト仲間募集


こんな超長文を、ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。さぞお疲れだと思いますが、最後に、もしよろしければ、この実現のために力を貸してください。いま僕たちが助けを必要としているのは、以下の6つです。リモートでも可能です。11月16日~11月28日までボストンとNYにいます。もし、ボストンかニューヨークにおられるなら、ぜひお茶しましょう。


興味がある方は、ぼくのTwitterかメールにお問い合わせください。


1. Ruby on Railsを使って、バックエンドをバリバリ開発したいエンジニア

2. AWSなどの、サーバーサイドやインフラが得意なエンジニア

3. React Nativeを使って、モバイルアプリを開発してくれるエンジニア(SwiftやJavaでも可)

4. プログラミング経験はなくても、数学や物理が大好き&得意で、問題解決が好きな人

5. 多言語化に対応できるバイリンガルやトリリンガル

6. 各大学と留学生と企業の架け橋ができるトビタテ留学Japanのプロジェクトディレクター@c_funabashi


ぼくの、twitterはこちら

問い合わせ: hidetaka.koh@gmail.com

留学codeは、こちらからご覧になることができます。



著者のKo Hidetakaさんに人生相談を申込む

著者のKo Hidetakaさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。