海外留学なしでイギリス英語を話し、イギリス人と結婚をするまでの話#5
Hello there!
PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke)です。
妻の誕生日を祝うためにロンドンへ行く約束を取り付けたPAR。
あっという間に10月になり、ついにロンドンへ行く日になりました!
待ち合わせは、ロンドンヒースロー空港(LHR)です。
ステキなイギリス英語の審査官による入国審査を済ませ、到着口で妻を見つけました。
'Hello!'
という挨拶と共に、いきなりのキス&ハグで出迎え。
日本にはない文化なのでびっくりしましたが、好きな文化です。
ロンドン市内にホテルを予約していたので、空港から市内に向かう電車(Tube)に乗ったのですが、その車内でもう手をつないでいました。
ホテルについて荷物を降ろした後、お互いの気持ちを確かめるように
'I like you.'
'I like you too.'
と言いました。
日本だと「好きです。付き合ってください!」という告白があってお付き合いが始まるのが普通ですが、海外では明示的に「告白」というのはなく、デートを何回かしたり一緒にいる時間が多くなって、いつの間にか彼氏彼女の関係になっていた、というのが一般的です。
またこの時点では、
'I love you.'
ではありません。
Love
は、
「結婚して、一生を共にしたいくらい好き」
という場合に使うからです。
ロンドンに着いたのは誕生日の前日で、誕生日当日は
・金融街シティ(the City)にある建物、通称ガーキン(The Gherkin)の見学
※自分がどうしても見たかった建築物です
・オシャレなお店が集まっているコヴェントガーデン(Covent Garden)
・ベタにビッグベン
・Marks&Spencer
※イギリスのスーパーマーケット。これも自分が行きたかったところです
・妻が大学時代を過ごしたカムデンタウン(Camden Town)
を見て回り、同じくカムデンタウンでディナーを楽しみました。
憧れのTube(ロンドンの地下鉄)にも乗ることができて、発車時のアナウンス
'Mind the gap.'(足元にご注意ください)
'Stand clear the closing door.'(閉まるドアにご注意ください)
も生で聞くことができて、もう言うことなし。
※それまでは、Youtubeで涎を垂らしながら聞いていただけでした
誕生日プレゼントについてはずっと温めていたアイディアがあって、
1つの大きなプレゼントと、(妻の年齢 - 1)個の日本らしいもの
をあげようと思っていました。
妻はその誕生日で26歳になったのですが、26回目の誕生日は祝えたのですがそれまでの25回の誕生日は祝えなかったので・・・ということで、25個のプレゼントを揃えて渡しました。
妻は笑っていましたが、喜んでくれたようです。よかったよかった。
そして、26歳の誕生日の大きな一個は・・・
パリ行きのチケット!
実は、会う前にビデオチャットで話している中で、妻が「パリが好き」という話をしていて、自分もフランス語が話せるから行こうよ!という流れになっていたんです。
ちなみに、航空業界においてパリを表す都市コードは、PARです。
※シャルルドゴール空港はCDGです
自分の名前をしつこく、PAR(PRIDEUX-ANZAI Ryosuke)と言っていたのは、妻との初めての海外旅行がパリだったので、どうしてもこの都市コードを使いたかったからです。
PRIDEAUX(プリドー)は、妻の旧姓なんですが、それにしても、自分の名前とつなげるとパリ(PAR)につながる辺りも何かの運命を感じます。
誕生日翌日から2日間、パリを満喫した後妻の実家があるリーズ(Leeds)へ行き、ご両親と緊張の初対面をしました。
ご両親はとても気さくな方々で、お父さんは仕事で日本に来たことがあったためアジアに対する偏見とかそういったものは全くありませんでした。この辺も、運が良かったと思います。
お母さんに、
'Your English is very good!'
と言われました。
ネイティブの人からしてもまだ許せる発音だったんでしょう。発音を重視したイギリス英語の勉強をやっていて本当によかった!と思える瞬間です。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰らなければいけない日になりました。
妻は涙ながらに見送ってくれました。
次に会うのは年末。
それまではまた毎日ビデオチャットの生活が続きましたが、早く会いたいね、と言いながら我慢をしていました。
さて、次はいよいよプロポーズです!
PARは、どのようにプロポーズしたんでしょうか?
続きはまた次回!
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