新卒で入庁した公務員時代に見た人々の話〜第1話 古き良き大将: オヤジ〜

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後編: 新卒で入庁した公務員時代に見た人々の話〜第2話 デブ二等兵、私の最高の参謀〜

ご無沙汰しておりました!


新卒公務員→海外転職をしたバカ者がまた帰って来ました 笑


さて、前回の話でフラグを建てまくっていたお話を回収して行きたいと思います。


しかし、あくまでも個人の紹介なので本人とごく親しい人しか分からないように分厚めにオブラートはして行きます。


記念すべき第1回は、新卒で舐めた感じに公務員になった小僧が最初に仕えることになった上司。

この話では通称:オヤジとします。


オヤジは私の父親より少し歳上。

私と同い年の息子さん、二つ年上の娘さんがいる。

その娘さんに子どももおり、典型的な孫バカとなっていた。

私自身もまさに息子の様に可愛がってもらった。

昼飯から夜の飲み会、はてはお姉ちゃんのお店も多数ご馳走してもらいました。

また、市役所で新人が普通に仕事していたらまず会わないようなお偉いさんにも顔をつないでもらったり、と返せないくらいの恩を受けました。


仕事に関しても、パッとの見た目は勢いだけの感じに見えるのだが、細かい部分まで論理的に教えてくれた。

さらに、いくら多少は頭の回る新人とはいえ、初年度から予算の編成やらも『ケツは俺が持つ、お前なら基本さえ教えりゃ出来る』と基本的に全て任せてくれた。

生粋のトラブルメーカーの私が多少やらかした時も、『ケツは俺が持つ』の言葉通りに全てフォローしてくれた。

その姿を見て、『二度同じミスはしてはいけない』と戒めて自分自身も成長・勉強出来たのは間違いありません。


ここまでだけであれば、素晴らしい上司に恵まれた新人社会人の話で終わりです。


そうは問屋が卸してくれないのが世の中なわけです。


話は急転してしまいますが、

私が一年目も終わりに差し掛かる年度末の3月、オヤジはうつ病になり休職してしまいます。

3月は私の部署は他の部署に比べても異常な繁忙期になります。

オヤジが上司から早退するように言われ、帰宅する直前に私の肩に手を置いて、『すまん、俺が戻るまで頼む』と言った時の手の重さは今でも忘れられません。一生の中で一番重かったです。。


後に聞いた話では、

親族のトラブル、それに付随する金銭トラブルが原因と聞いています。

でも、側にいた私にはオヤジを飼い殺し(部署10年目)にした市役所への憤りも感じていました。


ちなみに、この時市役所の本庁内(私の部署は出先)で『あそこの厄介な新人(私)のせいじゃない(笑)』という噂が広まっておりました。

出先で私の仕事を見ていてくれた方々は擁護してくれましたが、市役所のレベルの低い阿呆は実力を見せて黙らせるしかありません。

2月にもう一名退職していたため、5人の係が3人、うち2人はママさんのため、お子さんの用事があれば休みます(仕方ありません)、しかも業務量は通常の5倍くらい、と絶望的な状況でしたが、、、、

オヤジに託された私の覚醒モードが発動し、ママさん2人で40時間、私が60時間くらいの残業だけで乗り切れました(・ω・)

同時に二度と私をビッグマウスと言う職員もいなくなりました。


その後、4月になり新しい上司が来て、組織としては平穏を取り戻し、オヤジも6月には休職が明けて復帰します。(連絡は取れなかったから、社内報で確認)

みんなの読んで良かった!