ガン、乳房を失って得たモノ

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何で私がガンなの?

医師からガン宣告を受けたとき、私が真っ先に頭に浮かんだ台詞。どの患者もよぎる台詞だ。


結婚し、子育て、ママ友との付き合い、長男のいじめ、不登校を乗り越えてきた。次男の小学校高学年で二年間PTA副会長をしながらパート生活・・・ストレスと重圧をかいくぐり、やっとの思いでPTAの任期を終えた。さあ、これから少しは自分の時間も持てると思った最後の総会の翌月、医者に言われた言葉は

温存は無理ですね、全摘になります。
あなたの場合、転移と再発の危険が高いですから、温存も乳房再建も無理ですね。

頭をハンマーで殴られた思いだった・・・何で?あんなに頑張って来たのに!神様はいないのか?私には頑張ったご褒美はないのか!

淡々と手術の日程を決めていく医師の言葉が私の頭上を通過していった。

確かに、結婚もし、授乳も終えている。50歳も過ぎたところで大方の仕事を終えた乳房だ。でも、間違いなくそれは女性の象徴!!それが、片方になってしまう。私の身体はどんな姿になるのか・・・  

男の医師が淡々と絶望的な事実を伝える中、横で女性の看護師さんが私の肩に優しく触れた。

私は、その場で平静を装うのが精一杯だった。


帰りの車、一人声を上げて運転しながら泣いた。


つい最近のこと、おっぱいが再生している夢を見た!その事を夫に話すと・・・

トカゲのしっぽじゃあるまいし再生するかよ!


殴ってやろうかと思った! まあ、男には分からないのだろうと、諦めた。


何で私がガンになったのか、パートを辞めて闘病生活に入った私は本を読みあさった。



そして、これからどうガンとやらと戦っていくのか?!

抗がん剤、ホルモン療法、副作用、術後のケアー、再発防止のためすべきこと。

元来、西洋医学に若干の不安があった私。夫も、色々調べてきて、ガンには自然退縮という方法もあると知った。実際に、手術せずに一年で前立腺がんを消してしまった方にもお目に掛かった。

夫と話し合い、自分にガンを消せる自信が持てなかった私は取り敢えず手術は受けることにした。

しかし手術後、私はエライ目に遭った。

術後直ぐに点滴に入れられているはずの痛み止めが入っていない、私は手術明け、激痛で目が覚めた。

先生、痛いんですけど・・・
ああ、痛み止めね、病棟に上がったら入れるからね

えーーーーーーーー、私は痛みの雄叫びを上げながら手術室からストレッチャーで病室に戻ってきた。出産の痛みなんかより遙かに痛い!刀で切られるとこんなに痛いのか!!前世私は誰かを刀で切ったのだろうか?だからこんな痛い思いをするのか??歯医者の痛みにも耐えられなかった私だが、それ以降痛みに強くなった。

お陰様で、術後投薬の痛み止めは就寝前数日間飲んだだけだった。


後で、看護師の友人にこのことを話すと

それ医療ミスだよ!痛かったでしょ~普通無いから

この時思った、

やっぱりやだ!医者の言うとおり抗がん剤やホルモン療法なんて!!

それならどうする?!

私は、動物性タンパクと砂糖を抜いた玄米菜食と自然療法で身体を温める方法を選んだ。

当然、外食は一切出来なくなった。食べたいものは、自分で作る!幸い料理が好きな私、玄米菜食料理を作る事は苦にはならなかった。一緒に玄米菜食に付き合った夫は一年で10キロのダイエットに成功した。

その後、下剤を手放せなかった私が嘘のように快腸快便!!術後の浮腫も一切無く、小麦グルテンをとるとちょっと湿疹が出る程度に元気になった。


でも思った。ある本に、ガンになる人はこういう食生活や生活習慣が良くないとあった。しかし、何を食べても、ガンにならないで天寿を全うする人もいる。どこが違うのか?


みんなの読んで良かった!