看護師として生きる

次話: 看護師として生きる

きっかけ。



看護師になって17年。

長いな~。


10年以降は何となく過ぎてって今に至る。


何で看護師になったのか?


理由は感動的。

ドラマみたいなね。


母が妹を産む時に

子癇ってのになってね。



「母親の命は補償出来ません。」



だったんだ。

何となくぼんやり覚えてる。


5歳だったから、私。


難しい話しはわからないけど、



緊迫した状況。



みんなの顔がこわばってる。



「あぁ、お母さん死んじゃうんだな…。」



って思った記憶がある。

だから涙が出て、

ワンワン泣いたのも覚えてる。



暗い冷たいオペ室の前で



下向いて泣いてた。

でも誰も私なんかにかまってられないよね。



でも、その時に


看護師…当時は看護婦さんが、




「大丈夫。お母さん大丈夫だから。」




って。

泣いてる私に同じ目線で言ってくれた。



この時から、


将来の夢は?



「看護婦さん!」



幼稚園も

小学校も

中学校も

高校も



ずっと



「看護婦さん!」



の夢はブレなかったんだけど、




高校入試のあたりから



「あ、無理。」



ってなった。

まぁいわゆる



『夢と現実』



ってヤツ。


脳みそが付いていかねー!


ってヤツね。



現実、簡単になれるわけないわな。



次はそのおはなし。







ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

続きのストーリーはこちら!

看護師として生きる

著者のKaoru Katsumiさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。