看護師として生きる
彼氏。
まだまだ青春冷めきらず
もちろん色恋話しもあった。
モテ期もあり
『一目惚れ』
と言われた事もあった。
この頃が絶頂だったな。
でもいつも長続きしなくて、
数ヵ月で恋が終わる繰り返し。
何か
「今決めなきゃいけないの?」
って思った。
だから長続きもしなかったんだ。
その中で私が恋した彼は
『水商売の君』
カウンター越しだと何故か更に素敵に見える。
背が高くて~甘いフェイスで~
まさに理想だった。
彼は優しくて、なつっこくて、
だんだん好きになっていった。
個人的に一緒に遊んだりした。
『特別』
になった感じがした。
だけど、彼には
長い間付き合っていた彼女がいた。
それを知ったのは、ずっと後の話し。
『二股』
ではなく、
私はただの客で
常連だから自分の客にする為に
彼も彼で必死だったんだ。
それがわかったのは、
違う店の水商売の彼に
告白されて付き合った時。
水商売はそんなものだと教えてくれた。
「でも、お前は俺にとって本当に特別な女だから。」
もう、、、
ズキューン!
21歳、冬。
だけど、この時も
軽い気持ちだった。
どうせ看護学校卒業したら
地元帰らなきゃだし。
あと1年だけだもんね。
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