僕が精神科に入院するまでのほんとうのこと~入院顛末記~(2)

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前編: 僕が精神科に入院するまでのほんとうのこと~入院顛末記~
後編: 僕が精神科に入院するまでのほんとうのこと~入院顛末記~(3)

精神科病棟入院までのはなし

宝くじが当たっているという幻聴は

宝くじが当たっているという妄想をひきおこした。

近くに元妻が住んでいた。

そしておいらは元妻のところに走った。

元妻の隣の住人は最近意味不明な亡くなり方をしていた。

そして死神のついた青年と元妻の隣人の死。

死神が元妻の部屋に移動してはいけないと思った。

そして妄想と化していた宝くじのあたりを知らせようと思った。

それがなんだか死神を遠ざけるのではないかと思った。

元妻の部屋に向かったのが昼だった。

玄関のベルを鳴らして元妻を呼んだ。

宝くじが当たったよ。

元妻が言う。

何等が当たったん?

それはお前が決めたらいい。

妄想の支配下にあるから会話は成立しない。

おいらは今度は声色を使って同じことを言った。

元妻はもういいからといって扉を開けようとした。

するとおいらは扉を開けないように言った。

同じ会話を繰り返しいろんな声で言った。

この会話は夜まで続いていたみたいで

おいらには最初の一回目の記憶しかない。

完全に狂ってしまっていた。


自分の部屋にもどりちょこんと座った。

ちょこんと座ったおいらの横に気配を感じた。

そして、その気配がおいらに話しかけてくるのだ。

はぁ~、人の願いは大変だ。わたしは悩んでいるんだよ。

おいらは自分にできることがあれば助けましょうかと

こころのなかで唱えた。

すると座った状態から体が

急に自由がきかなくなり

知的障害の子供が座りながら

ぐるぐる回るように

おいらの体が座りながらぐるぐる回り始めた

な、何や?

幻聴が言う

人間はすぐそう

ほらあかんやろう?

その声を聞いたのに答えず言う

えっ?どうすればいいんや

みんなの読んで良かった!