家族のコミュニケーション-その11 相手を傷つける話し方
今回はご夫婦がいつもけなしあう傾向がある場合、
その関係を改善するために何が出来るかを考えましょう。
けなしあう話し方、とげのある話し方が“普通“のコミュニケーションだと
思っているご夫婦も少なくありません。
どうしてそんな話し方しかできないのでしょうか。
もっと改善したいと思いませんか。
◆◆なぜそうなるのか◆◆
◆家庭環境の影響
いつもとげのある話し方をしてきた環境は
きっと子供にも影響をもたらしています。
あなたの親は、人を馬鹿にしたような話し方をする方ですか。
もしそうなら、あなたもその影響を受けて育っていませんか。
「おい、何をグズグズしてるんだ。お前をいつもそうだな。
この役立たずが、“のろま”の“とんま”とはお前の事だ。」
と言った具合です。
そこまでは無いにしても、言葉遣いがゾンザイです。
ゾンザイとは言動が乱暴で礼を失しているさま。
不作法と言う意味のようです。
子供たちにもその不作法さ、失礼さ、
品の無さが学習されてしまいます。
家庭では品位を保ちましょう
◆娯楽の影響
映画やテレビのコメディー、バラエティー番組などは
人を笑わせるために、人をケナシたり、
人の欠点を誇張表現する場合が少なくありません。
人の失敗を笑いのネタにしてしまいます。
特定の人に恥をかかせて、それを見てみんなが笑います
現実的に交わりの席などでもそのような事はありませんか
人の失敗を大げさに話して笑いを取る人。いませんか。
まさかあなたではないでしょう。
◆文化の影響
国によっては「男とは頭を下げない」
などと言う考えの所もあります。
男の威厳は威圧的にふるまう事だと思っていますか
女性は役に立たないと思っていますか。
社会的な地位が低いと思っていませんか。
男女均等法を適用するまでもなく、
男女は均等に扱われるべきです。
まして、その人に関係なく一律に
男は優れている、女は劣っている。
と決めつけると間違った結論しかありません。
◆◆どうしましょうか◆◆
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