家族のコミュニケーション-その13 お金で喧嘩―その2
「夫とわたしは,お金についてオープンに,
率直に話し合うよう心がけてきました。
共働きなので、それぞれの収入、支出を気兼ねなく話します。
その結果,良いパートナーとして一つのチームになれたと思います。
絆が強まりました。愛が深まりました」。
ある夫の声:
夫婦でお金の使い方について話し合う事は良い結果になります。
お互いの夢と希望を話し合う事が出来ました。
今まで知らなかった妻の別の一面を見ることができ、
結婚の絆をより強いものにすることが出来ました。
どちらかが勝手に大きな買い物をすると
喧嘩の対象になる場合もあります。
お互い、事前に相談することにより,
相手の意見や気持ちを尊重していることを示す機会が出来ます。
■お互いを信頼するヒケツは、取決めを設ける事
前にも出てきましたが、
ある金額までは相談せずに使ってよいとすることにより,
互いへの信頼を表わすことが出来ます。
こうした取り決めを設けることが,真の愛で結ばれた関係を作り上げます。
規則や取り決めのない関係は、問題が生じたときにより深刻になります。
例えば、どんなに親しい間でも
お金の貸し借りは契約書などをきちんと
作っておくことが進められています。
それは、もしも返済できなくなった場合に
友達としての関係が破たんすることになるからです。
そのような契約に基づく信頼関係は,金銭よりずっと価値があります。
夫婦の場合は契約書は必要ありませんが、
よく話し合って、家計簿をつけることで、
価値観を共通のもの、同じものにすることが出来ます。
こう自問して考えてみましょう…
お金のことで夫婦で穏やかに話し合ったのは,いつだっただろう。
妻、夫に感謝を表すために何と言えるだろう。
いつもお金を節約してくれて本当にありがとう。
この間はほしかった服を我慢させて、ごめんね。
今度ボーナスの時にもっと気に入った服を探そうね。
夫婦の平和に寄与するために自分には何ができるだろう。
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