家族のコミュニケーション-その16 信頼を回復する
夫婦の間で信頼が損なわれる場合があります。
一方が不倫をした場合、相手の配偶者は離婚を考えるかもしれません。
そうでないとしても信頼が損なわれます。
その信頼を回復するには何年も掛かります。
離婚を取りやめて、一緒に生活を続ける決意をしたご夫婦は、
これからどうすれば良いかを決めていくことになります。
何が出来るのでしょうか。
どうすれば良いのでしょうか。
4つの点を考えましょう
◆◆自分に正直であること
何があったのか。何をしたのか。
どう思っているのか。どうしたいのか。
自分の気持ちを正直に考えてみましょう。
愛と敬意が絶対に必要です。
潔白な側の配偶者は罪を犯した配偶者を許せますか。
たっぷりの愛で抱きしめることが出来ますか。
自分に正直に事態を見つめて下さい。
罪を犯した配偶者は自分の犯した裏切り行為について
話すのは非常に辛い事だと思います。
正直にすべてを話すのは難しいかもしれません
時間が掛かりますが待ちましょう
話し合う目的は罰することではなく、この悲劇から学び
夫婦関係を強める事です。
この目的を忘れない事が重要です。
◆◆協力し合う
「二人は一人に勝る」と聖書は述べています。
「彼らはその骨折りに対して良い報いを得る」からです。
「もしもそのうちの一人が倒れるなら,
他方の者がその仲間を起き上がらせることができる」のです。
この言葉は,信頼を回復しようと努めている夫婦に特に当てはまります。
不信に陥った二人は自分たちの将来を考えます。
離婚を決定するのは簡単ですが、
離婚しない事にした場合は、話し合いはさらに重要になります。
どうすれば、離婚をとどまれるかを必死に考えるのです。
どうすれば、結婚生活を継続してさらに向上して強固な夫婦になれるか。
あなたもあなたの配偶者も,関係悪化の原因である
不信を解消するよう努力しなければなりません。
夫婦関係を以前以上に良いものにすることに,
共に取り組む必要があります。
以前の夫婦に戻るのではありません。
そうであればまた、同じ問題に陥るかも知れません。
ですから、以前の問題も一緒に解決する必要があるのです。
もし一人一人で対処しようとするなら,
さらにより多くの問題を招くことになりかねません。
ですから,互いをパートナーと考えるて、協力する必要があるのです。
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