家族のコミュニケーション-その22 家庭の平和を促進する
家庭をもっと平和にするには
家族の相互の関係は同等とみなされるべきです。
親も子供もそれぞれに相手の立場に対して積極的な見方を持つことが
当然必要になります。
積極的な見方とは、家庭の平和に関してです。
皆が平和になるために何が出来るかを考えるのです。
「闘争心を捨てる」「自分の事だけを考えずに家族の益を計る」
これは大切な事です。家族の事を自分自身よりも大切にすることです。
心を大きく開いて,人の考えに注意深く耳を傾ける。
聖書はこう言っています
―新改訳聖書 テトス3:1,2。
3:1あなたは彼らに注意を与えて、支配者たちと権威者たちに服従し、
従順で、すべての良いわざを進んでする者とならせなさい。
3:2また、だれをもそしらず、争わず、柔和で、
すべての人に優しい態度を示す者とならせなさい。
「けんか腰で答えないようにすれば,大抵は,険悪な雰囲気にならずに済みます。
先入観を持たずに耳を傾け,同意できなくても
相手の考えを尊重するのは,大切なことです」。―P・P,結婚20年。
いつも辛抱強さと一緒に温和さを培う。
忍耐をもって説けば王も言葉を聞き入れる。
温和で柔和な舌は強固な骨をも砕く。―箴言25:15。
人と話すときには辛抱強さが必要です。意見が異なる場合はなお事です。
また何かの意見を述べたいときにも相手に聞いてもらうまで辛抱強さが必要です。
辛抱強さと温和であれば、人は耳を傾け易くなるものです。
「言い争いが起きても,どんな態度を示すかで,結果が違ってきます。
辛抱強さがどうしても必要です。
辛抱強くあれば,問題は解決するものです」。―G・A,結婚27年。
家族に対して暴言を吐いたり,暴力を振るったりしない。
あなたがたも、すべてこれらのこと、すなわち、怒り、憤り、悪意、そしり、
あなたがたの口から出る恥ずべきことばを、捨ててしまいなさい。―コロサイ3:8。
意見が食い違う時も多いでしょう。とても許せないと思う事も多いでしょう。
そんな時こそ自制が必要です。
決して怒らない人との評判は家族でも友人たちにでも、ご近所でも
きっと良い関係を築くことが出来るでしょう。
直ぐにいきり立つ人や、いつ怒るか分からない人と言う評価より、
近づきやすい人であるに違いありません。
「主人の自制心には頭が下がります。いつも穏やかなんです。
主人に怒鳴られたり,ばかにされたりしたことは一度もありません」。―B・D,結婚20年。
互いに進んで許し,早く仲直りする。
互に忍びあい、もし互いに責めるべきことがあっても、許し合いなさい。
神があなたがたをゆるして下さったのですから、
同じように、あなたがたも互いにゆるし合いなさい。。―コロサイ3:13。
この言葉は真実です。
でもことが深刻であればあるほど、進んで許したり、謝ったりは難しいと思います
でも、許す事で多くの良い事がなされていきます。
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