萌えたぞ~台湾!…親切な台湾人編
台湾人は『親日家』が多く、とても親切だと聞いてはいたが、本当だ…。
確かに皆優しくて人懐っこい…そして片言とジェスチャーで、殆ど事足りる…
最も今回は台湾は年に数回、中国語ベラベラのユキちゃんが一緒な事もあって、外国に居る緊張感は全くなかった…
そんな中『温泉』に行こうとなった…
何度も来てるゆきちゃんは、中国語の電車路線図を眺めながら、乗り換え駅がどうの…独りでブツブツ言っていた…
私と妹は引率の先生を待つ幼児状態…
歩いて来たオバチャンに尋ねると、わざわざ乗り換え口まで案内して下さった…ゴシンセツ
そして、巨大なホテルの様な『スパーランド?』温泉に到着~♪
なんだかゴージャスなんだが、バリ風と和風が入り交じった妙な趣き…
フロントで靴と引き替えに、浴衣、タオル等を貰って二階ロッカールームに…
『先に行ってていいよ~トイレ行っていく~』と私…これが間違いだった…
誰も居なくなったロッカールームで、ひとり服を脱いで、タオルで前を押さえて、目の前の引戸を開けると……
あん?
そこは石畳の廊下?
歩いて来たオジサンとしっかり目が合った…
隠すの忘れて呆然と立ちすくむ私…
その時
『ゆ~か~たぁ~ゆかたぁ~!』とリネン係のオバチャンが走り寄ってきた…
ゆ~か~た!と言いながらおばちゃんは、手で羽織る仕草を繰り返す…(@_@;)
スッポンポンにタオルを握りしめてた私は、おばちゃんに促され浴衣を羽織った…
エ~汗流す前に、ユカタ着るの~?
すると、今度は『ばぁ~すきゃっぷ、バス~キャップ!』とエプロンから出したバスキャップを広げ、頭に被せてくれた…ご親切に…
さてと…
所で…お風呂は何処?…
浴衣にバスキャップを早くも装着!キョロキョロする私におばちゃんは、花嫁の介添人のごとく私の手を取り、しずしずと歩きだした…(^_^;)
もう、完全に少し頭が弱い日本人を救わねば…の使命感がみなぎっておられたわ…(*^^*)
何事もなかった様に妹達と合流し、温泉をゆっくり味わった私は、いつまでたっても、出る様子のない二人に『先でるわ!』と声をかけ、ロッカールームに独り戻った…
えっ~と化粧水は~…
アッ出掛けにユキちゃんの手提げに入れて貰ったんだった…
仕方なくパウダールームに並ぶ、様々な瓶を手に取り、化粧水?コレかぁ~?とよさげなのを手に取り、顔に塗ろうとすると…
『あたまぁ~!あたま~!』
今度は七歳位の娘をつれた、若いママらしき人がしきりに頭を指差していた…
ハァ~ン?頭に塗るやつね…OKオーケー…
次に手にとった瓶を掴みながら、恐る恐る若ママを見ると…
心配そうに見守っててくれていて、『からだぁ~身体だ~』とニマニマしながら教えてくれた…(^ε^)
『バイ、バ~イ!』と無事化粧水をぬる私を見届けると、娘チャンと共に立ち去った…
ねぇ~~!!
ホント『台湾の人』親切でしょ!(o≧∇≦)o
えっ!私が余程足んない感じだっったから?……(^^;
著者の稲葉 薫さんに人生相談を申込む
著者の稲葉 薫さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます