高卒でライン工をしていた僕が上京して起業する話-No.4(ラスト)

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前編: 高卒でライン工をしていた僕が上京して起業する話-No.3

最初のストーリーはこちら


そうだ起業しよう



僕はまだ会社を辞めていない。

この話は僕がこれから起業する話しだ。


このストーリーを書き始めた理由は、起業という人生を左右する一大イベントを前に決意出来ずにいる自分を奮い立たせるためだ。そして自分の今までの人生を総括し、自分自身を見つめ直すためだ。


起業を決意した理由は入社して3年が経った頃、今から1年前に遡る。



違和感を覚え始めた日々


この頃から僕は副業のモチベーションが続かないでいた。


僕は完全に満たされていた。
別に貯金で何かを買った訳ではない。


仕事では役職を与えてもらい、自由に仕事をやらせてもらい、部下を教育し、大きな案件を任されるようになった。


僕はアイデアやビジネスモデルを考えるのが好きだったので、新規事業案を社長に相談してOKを貰い、予算を確保してもらった上で、自分で考えたビジネスを会社で始めたりしていた。


誰よりも仕事が好きで結果を残せていたので、前の職場同様、人から信頼してもらえるようになった。


仕事が終われば、みんなで飲みに行き、休日も会社の人達と遊びに行ったりと、物凄く充実した日々を過ごしていた。


僕にとっては人生の全てを占めると言っても過言ではない仕事で、自分の好きなことが出来て、人間関係が良いこの環境で、何一つ不満がない状態だった。


上流階級の人達から見れば、社員10人程度の会社で高卒として勤務する僕など、大した事ないと思うが、それでも僕は満たされていた。


しかし物凄く、違和感がある。


その違和感の原因は、すぐにはわからなかった。


ただ、この時は本業以外、何かに熱中出来ないでいた。僕は今まで不安を糧にモチベーションを保ち続けていた。


・高卒で人脈も金もない東京で暮らせるのかという不安

・チラシ配りからネット事業部に移動した時の不安

・副業を始めたけど果たしてこれで稼げるのかという不安

・素人に近い状態で転職して色々な仕事を任された不安

みんなの読んで良かった!