あの時、ここで変わらなくては死んでしまうと思った(その4)

前編: あの時、ここで変わらなくては死んでしまうと思った(その3)
後編: あの時、ここで変わらなくては死んでしまうと思った(その5)

不正出血により急速に不安になる。

もし何かあったら…

最初に浮かんだことは、キャンセルした仕事はどうなるの?ということだ。お断りした韓国での結婚式、みんなに伝えてしまったおめでたい話。

そんな自分勝手な焦りだけを抱えて、慌ててクリニックに電話するものの、産科を併設していないクリニックは年末年始のお休みに入ってしまっていた。

ちゃんと育っているのだろうか?煙草を吸ってきたせいかしら。お酒は辞めていたけど、遅くまで仕事していたから?副流煙のせい?

漠然とした不安を抱え、インターネットで自宅の近くの産院を検索する。

なるべく評判の良いところを見つけ、電話をした。


「すみません、妊娠3か月なんですけど、朝起きたら出血があって...」

「こちらに受診されていますか?」

「いえ、職場近くのクリニックにかかっているのですが、年末年始のお休みに入ってしまっていて」

「大量に出血がある訳ではないなら、休み明けにそちらの方に受診されたら良いと思います」

「そうですか...」

明らかに面倒くさそうに応える電話受付のお姉さんにがっかりして電話を切った。


初めての妊娠なので、どんなふうに育っていくのかが分からない。

まだ3か月なのに急速に丸くなりだした腰回りと常にもやもやムカムカする胃袋。

多少出血はあるのが普通なのだろうか?

つわりがあるということはきちんと育っているということなのだろうか?

疑問と不安をインターネットで調べまくるも、余計に不安になる日々。

そんな風に不安を抱えて年を越し、正月は明けた。

続きのストーリーはこちら!

あの時、ここで変わらなくては死んでしまうと思った(その5)

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